オーダースーツ 銀座英國屋コラム英国製オーダースーツ生地特集|文化に根差す格調高い織物は勇気を鼓舞する「心の鎧」

英国製オーダースーツ生地特集|文化に根差す格調高い織物は勇気を鼓舞する「心の鎧」

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オーダーメード(ビスポーク)という文化を生んだのは英国であり、今でも紳士服の本場といえば筆頭に上がるのがやはり英国でしょう。サヴィル・ロウの名門テーラーでも、選ばれる生地のメインはやはり英国生地です。

今回の記事ではそんな英国製のオーダースーツ生地の魅力を、その背景にあるものも掘り下げながら紹介します。オーダービギナーの方もベテランユーザーの方も、ぜひ参考にしてください。

英国製オーダースーツ生地のアイデンティティとは?

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製

英国製オーダースーツ生地には、揺るぎないアイデンティティがあります。

まず、打ち込みが良いことです。織組織の密度が高いと言い換えてもよいでしょう。打ち込みが良いオーダースーツ生地は、触れた手触りもしっかりしていて、指先でつかんだ際のグリップ感が強く残ります。

打ち込みの良さが生命を吹き込む

打ち込みが良ければ生地にハリとコシが備わり、見た目の質感が重厚です。機能的には「シワになり難い」「耐久性が高い」「保温性が高い」「仕立て映えが良い」などの利点があります。

打ち込みの程度を数字で表す「目付(めつけ)」と呼ばれる基準があります。これは生地の反物の1メートル(幅150センチ)単位の重さをグラム数で表した数値です。「g/m」あるいは「gr/mt」などの記号で品質情報として表記されます。

スーツ生地の場合、目付の目安は春夏もので200g台前半が多く、秋冬もので200g台後半から300g台が多く、英国製オーダースーツ生地の目付は、それぞれのシーズンごとの範囲の中で後半に属することが多く、イタリア生地は前半から中間あたりの軽やかなものが多くなります。

英国スタイルの要「イングリッシュドレープ」を表現

英国製オーダースーツ生地が丈夫で型くずれしにくいのは、打ち込みの良さによるところが大です。そして打ち込みの良さはそのまま、仕立て映えの良さに直結します。英国テイストの颯爽とした凛々しいシルエットにつながるのです。

英国スタイルの要とされる「イングリッシュドレープ」といわれる胸元からヒップにかけての颯爽とした優雅なくびれを構築的に表現できるのも、打ち込みが良い生地だからこそです。

打ち込みが甘い生地では、イングリッシュドレープに立体感が出ず、迫力のないドレープになるでしょう。

時代が変わっても変わらぬ格調の高さ

また、英国製オーダースーツ生地の表面感に関しては、光沢系の生地もありますが、マット感(艶消し感)があるものも多く見られるのも特徴です。全体的に生地の印象として紳士的な誠実感が漂うものが基本です。

そして、柄の基本はクラシックな伝統柄ベースです。100年前と変わらないようなクラシック柄もあれば、クラシック柄にポップな色使いを交えたモダンなものもあります。ただし、品格を重んじているので逸脱するような柄はほとんど見られません。

英国生地のアイデンティティを言葉で表現すると、以上のようになります。

英国製オーダースーツ生地の魅力を生み出す背景

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・ロンドン

英国製オーダースーツ生地に影響を与える要素として、英国特有の気候や国民性、ビスポーク文化などがあり、それが英国生地の魅力の背景にあると考えられます。それぞれを見ていきましょう。

英国の気候が生んだ機能性

「霧の街ロンドン」「雨のロンドン」などとよく表現される英国の気候は、日本の梅雨時期のように曇りがちで雨の日も多く、湿気が多いといわれています。ただし夏の気温は日本より低く、真夏の平均最高・最低気温が東京の31〜25度に対して23〜16度です。

また、北緯51度のロンドンは同43度の札幌よりも高い位置にありますが、メキシコから流れてくる暖流によって寒さが緩和され、冬の寒さは東京とおおむね同じくらいです。ただし、風が強いので冬の厳しさは日本より上かもしれません。

ざっくりと英国の気候を日本と比較して表現すれば、夏は涼しくて短く、冬が長く厳しいとなります。

そういう気候の英国では、長い冬の厳しさに耐えるために、ツイードやフランネルなどの防寒防風性がある生地が多く開発されてきました。

多湿な夏に向けてはポーラ織やモヘヤ使い、トロピカルウールなどのドライ感がある快適な生地が開発されたのです。

これらそれぞれのシーズン生地は比較的似ている日本の気候においても、その効果を発揮します。

英国の国民性が反映された格調の高さ

英国と日本の共通点は海に囲まれた島国であることです。そこから国民性においても、共通する部分がよく指摘されています。それは初対面の人とはほどよく距離を取るところや、他者への気配りで行動を律するところなどです。

また、スーツに関しての一般的な考え方が「社会との接点」です。そしてその内側にあるVゾーン(上着の襟から見えるシャツとネクタイの部分)は「個性の表現」です。

そのため、スーツの色はダークネイビーやダークグレーが基本です。柄も奇をてらわないスタンダードで品格があるものを選ぶ傾向にあるので、普遍性を重視したクラシック柄に行き着くことになります。

ちなみに「個性の表現」であるVゾーンは、一転してポップな色のシャツや洒落たモチーフ使いのネクタイなどが選ばれるわけです。

英国の奥行きが深いビスポーク文化

ビスポーク(オーダーメード)は、もともと貴族の装いのために生まれました。仕立て職人が依頼主である貴族の要望を聞きながらデザインを決めて、仮縫いをし、仕立て上げていくシステムが長い年月をかけて洗練されていきました。

上流階級から中産階級へ

やがてスーツというものが上流階級だけの服ではなく、市民権を得て中産階級の人たちもロンドンのサヴィル・ロウストリートで思い思いの注文服を作るようになりました。

それにはジェントルマンの語源ともいわれる「ジェントリー」と呼ばれる人たちが果たした役割が大きいでしょう。ダンディズムという概念も彼らの生き方から生まれたといわれています。

ジェントリーは本来上流階級ではない大地主などの中産階級出身者の中で、貴族の生き方に憧れ、常に学び社会に貢献する紳士としての振る舞い、戦場での勇敢な功績などを通じて上流階級として認められた人たちと、その生き方を託された子孫です。

ダンディなジェントリーによるスーツスタイルの流行

大地主が進化したジェントリーは、本物の貴族以上に日常の細かな部分にまで流儀をつくり極めていきました。また洗練を徹底的に目指すストイックな精神や生活信条はダンディ(dandy)と呼ばれました。

人びとはダンディなジェントリーの生き方を、尊敬の念を込めて「ジェントルマン」と呼びました。つまり英国紳士「ジェントルマン」の概念は「家柄ではなく生き方によって貴族であろうとするジェントリー」を意味しています。

そして中産階級のヒーローとして庶民から愛されたジェントリーの流儀を反映したスーツスタイルが、英国を中心にヨーロッパの中産階級に流行しました。

ファッションを辞書で調べると「流儀」「流行」とありますが、それを象徴するようなジェントリーによるスーツという「流儀」の時代を超えた「流行」と言ってよいでしょう。

テーラーと顧客の語り合いが英国生地をブラッシュアップ

そして忙しくなったビスポークテーラーは、数多くの顧客と語り合い(be spoken)ながら好みを聞き、注文服を仕立て上げてきました。

語り合いの中で、顧客から出てくる意見や、実際に仕事で着た感想や周囲の評判などのさまざまな情報をスポークテーラーは吸い上げて、生地を供給するマーチャント(生地商社)にフィードバックし、それが生地を製造するミル(織物業者)の仕事に反映されます。

英国紳士服の長い歴史の中で幾万回と繰り返された語り合いのフィードバックで、英国ビスポークで使用されるオーダースーツ生地は磨き上げられてきたといっても過言ではありません。

つまり、私たちが英国製のオーダースーツ生地でスーツを仕立て身にまとうときに、数しれない人たちの想いや願い、喜びが織り込まれた歴史を身にまとうようなものです。そして着る人が人生に臨んでいく勇気を鼓舞する「心の鎧」となってくれるでしょう。

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英国製オーダースーツ生地の代表的ブランド

最後に生地選びの参考に、英国製オーダースーツ生地の代表的ブランドを紹介します。各ブランドの詳細は、それぞれを特集した記事があるので、興味を持たれたらそちらもご覧ください。

テーラー&ロッジ(Taylor&Lodge)

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「背広」と呼ぶにふさわしい英国文化の伝統をずしりと背負った老舗ブランドです。150年もの間こだわりの製法を貫いてきたのは、着る人が周囲に良い印象を与えるスーツを実現するためで、ビスポークの何たるかを知り尽くしたブランドといえるでしょう。

​​テーラー&ロッジのオーダースーツ生地は紳士のスタイルを目指す者が立ち返るべき原点

フォックスブラザーズ(FOX BROTHERS)

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「フォックス」の愛称で親しまれ、ウーステッド生地もさることながら、フランネルは世界的に高い評価を得ています。古き良き「ダンディズム」を現代に感じさせる生地を提供し続けてきて、創業から実に250年を超えた服飾の歴史の証人がごときブランドです。

フォックスブラザーズはフランネルを生み、ダンディズムを広めたオーダースーツ生地

フィンテックス・オブ・ロンドン(FINTEX of LONDON)

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創業から140年を迎えた老舗で、最高クラスの品質にこだわり、草創期から英国製の優れた生地としてヨーロッパ諸国や北米で知れ渡った、英国生地の歴史の主役です。これまで幾多の指導者階級とその子孫の人生を、鼓舞し続けてきた栄光のブランドです。

フィンテックス・オブ・ロンドン|織物一筋に百四十年、人生を鼓舞するスーツ服地

ダグデールブラザーズ(DUGDALE BROTHERS)

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120年を超える歴史を一貫して毛織物の聖地ハダーズフィールドで築き上げてきた、世界中の多くのエグゼクティブたちが信頼する権威あるブランドです。時間と手間と情熱が織り込まれたその生地は、どこを切っても格調高い英国の伝統が薫り立ちます。

ダグデールブラザーズ|英国の伝統を縦糸、時流を横糸に織り上げるオーダースーツ生地

ジョン・フォスター(JOHN FOSTER)

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創業200年を超える英国クラシックテイストをベースにした生地ブランドです。汎用性もあるモダンブリティッシ系の生地が中心で、品質もハズレがほとんどないほど確かです。その割に老舗英国ブランドの中でも、比較的リーズナブルになっています。

ジョン・フォスターは英国文化に普遍性をブレンド。洗練された生地の種類と特徴を解説

ウィリアム・ハルステッド(William Halstead)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・ウィリアム・ハルステッド

英国のヨークシャー州ブラッドフォードで創業された良質のウール生地、とりわけ春夏向けの快適なトロピカルウールや高品質モヘヤを得意とするブランドです。深い味わいがあって格調高く仕立て映えのする、英国の伝統スタイル向けの生地を展開しています。

ウィリアム・ハルステッドは英国服の王道を卓越した品質で表現するオーダースーツ生地

ジョン・クーパー(JHON COOPER)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・ジョン・クーパー

昔ながらのドブクロスルーム(低速織機)を用いた極めて打ち込みの良い「ドブクロス」を提供する生地ブランドです。現在進行形のヴィンテージクロスともいうべき生地は、本来の英国紳士服地が持つ醍醐味を味わうことができる希少なブランドといえるでしょう。

ジョン・クーパーはドブクロス織機にて英国生地の醍醐味を味わえるオーダースーツ生地

ジョン・キャベンディッシュ(JOHN CAVENDISH)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・ジョン・キャベンディッシュ

1988年創業のまだ若い方に属する、日本では知る人ぞ知る英国ブランドです。世界中の名門テーラーやデザイナーズブランドから評価されています。良質な原料を厳選し、綿密で繊細に織られた生地の仕立て映えと肌触り、そして着心地は素晴らしいです。

ジョン・キャベンディッシュは英国の格調とイタリアの艶が共存するオーダースーツ生地

スキャバル(Scabal)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・スキャバル

現代のビジネスパーソンのライフスタイルに焦点を当てた、服のストーリーと機能、クラス感を兼ね備えた高品質の生地を提供する多国籍ブランドです。英国服飾文化の伝統に深く根差し、クラシックとトレンドが心地よく融合する生地を追求しています。

スキャバルとは?|有名スーツ生地ブランド解説|オーダースーツの基礎知識

ドーメル(DORMEUIL)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・ドーメル

およそ180年の歴史を持ち、名門テーラーはもちろん世界のトップデザイナーに生地を提供するブランドです。英国文化の伝統を根本としつつも拠点であるフランスの感性を加える国際的なブランドで、世界中のエグゼクティブが愛用する、成熟した大人の服の素材です。

ドーメルは英国伝統文化とフランスの感性が共存する魅力的なオーダースーツ生地

ハリスツイード(HARRIS TWEED)

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英国のハリス地方発祥の伝統的なツイード生地で、保温性が高く丈夫で撥水性があり、昔は貴族の狩猟などのカントリースポーツ用の服に使用されました。品質管理が厳格な英国ハリスツイード協会の基準をクリアした生地のみがハリスツイードと認定されます。

ハリスツイードはヴァージンウールを手作業で織るオーダージャケット・コート生地

モロイ&サンズ(MOLLOY & SONS)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・モロイ&サンズ

ドニゴールツイード作りの名手として知られるブランドです。ドニゴールツイードは特徴あるネップ(節)が混ざったアイルランドの伝統工芸といえる織物で、奥深い温かみを感じさせる美しいカラーネップを散りばめたドニゴールツイードを提供しています。

モロイ&サンズのオーダー生地は後世に伝えたいアイルランド伝統のドニゴールツイード

ジョシュア・エリス(JOSHUA ELLIS)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・ジョシュア・エリス

英国服飾史の織物製造の黎明期から続いている重要な生地ブランドのひとつです。産業革命という歴史のうねりの中で独自のスタンスを追い求め、試行錯誤と真摯な研究の末に、最高級紡毛素材に専門家するポジションを確立し、現在の発展につながっています。

ジョシュア・エリスの高級紡毛オーダー生地はラグジュアリー素材の縮図

ベイトマン・オグデン(BATEMAN OGDEN)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・ベイトマン・オグデン

名門ビスポークテーラーに愛され、圧倒的な品揃えを誇る最高クラスのオーダースーツ生地ブランドです。エレガンスを感じさせる生地の幅広いバリエーションはヨークシャーの優秀なミルとの深い信頼関係の賜物であり、提供する柄の王道ぶりと洗練度は見事です。

ベイトマン・オグデンのオーダースーツ生地は正統派と斬新の両軸で洒落者たちを魅了する

スタンドイーブン(STANDEVEN)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・スタンドイーブン

ヨークシャーで創業された老舗中の老舗といえるブランドです。日本での認知度は高くありませんが、英国王室が認める国民的な生地ブランドで、スーパー120’sから200’sまでの幅広い高級ウール生地とともに、シルクやカシミヤ、モヘヤなどの高級獣毛も扱っています。

スタンドイーブンのオーダースーツ生地は王道柄からモダン柄まで選択肢の豊かさが魅力

グローブス&リンドレー(GROVES&LINDLEY)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・グローブス&リンドレー

テキスタイル業界のグローバル化が進む中で、英国紳士服の歴史をそのままカタチにしたような、頑固なまでの本来の英国テイストを貫いているオーダースーツ生地ブランドです。最近ではあまり見かけないくらいのヘヴィウエイトの生地を得意としています。

グローブス&リンドレーのオーダースーツ生地には英国本来のテイストが色濃く薫り立つ

Hレッサー&サンズ(H.LESSER & SONS)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・Hレッサー&サンズ

20世紀に入って創業された、比較的新しい部類の英国オーダースーツ生地ブランドです。しかし品質の高さを常に追求するこだわりにより、名門テーラーから認められています。このブランドを扱うことがテーラーの格を示す基準と考える業界関係者も多いくらいです。

Hレッサー&サンズのオーダースーツ生地の格調高さは、本質にこだわり続けた百年の証

ポーター&ハーディング(PORTER & HARDING)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・ポーター&ハーディング

カントリーテイスト系に特化した生地ブランドです。カントリーテイストの柄や素材感、配色ながらもヘヴィ過ぎないやや軽量なツイードも展開しています。都会を闊歩したり室内でくつろいだりするときでも、大自然を呼吸するイメージを感じることができます。

ポーター&ハーディング生地のオーダースーツを纏えば、街なかを峡谷の風が吹き抜ける

ダロウデイル(DARROW DALE)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・ダロウデイル

200年の歴史を刻んできた老舗でありながら、英国ファッションの第一線で今なお活躍する生地ブランドです。英国文化が持つ味わい深さを感じさせ、名門テーラーだけではなく、クラシックと対極のモードを追いかけるデザイナーも高く評価しています。

ダロウデイルのオーダースーツ生地は200年の時を超えて英国文化を現代に際立たせる

チャールズ・クレイトン(CHARLES CLAYTON)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・チャールズ・クレイトン

国際的には細番手梳毛生地メーカーの第一人者として評価されている生地ブランドです。選りすぐりのメリノウールを、カシミアやシルクなどとブレンドすることで、それまで実現できなかった糸を紡ぎ出し、ゴージャスで美しい超細番手のウーステッドとして提供します。

チャールズ・クレイトンのオーダースーツ生地は超細番手の梳毛素材として世界最高水準

ウッドヘッド(WOODHEAD)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・ウッドヘッド

1915年にウエストヨークシャーで創業された歴史あるオーダースーツ生地ブランドです。映画ハリーポッターシリーズで、ホグワーツ魔法魔術学校の教師や生徒が羽織るマントの生地を提供しており、オリンピックの英国代表選手が着用するスーツの生地も手がけました。

ウッドヘッドのオーダースーツ生地は英国クラシックの王道をゆくオーソドックスな生地

ウェイン・シール(WAIN SHIELL)

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英国クラシックテイストを代表する、創業から200年を超えるブランドです。トレンドが変わりゆく時代にも、同ブランドのクラシックな王道柄は常に人気を博します。決して古典ではなく、時代に合った「クラス感」を湛える生地に注目が集まっています。

ウェイン・シールのオーダースーツ生地には200年の伝統とモダン感覚が矛盾なく共存

ハリソンズ・オブ・エジンバラ(Harrisons of Edinburgh)

オーダースーツ・フルオーダースーツ・英国製・ハリソンズ・オブ・エジンバラ

近代から現代にかけて英国スタイルのファッションを代表する老舗として、最高品質のオーダースーツ生地を英国、イタリアと全世界に向けて供給しています。自然体でつくろわずにエレガンスを表現できる、成熟した大人のオーダースーツ生地といえるでしょう。

ハリソンズ・オブ・エジンバラは確固たる哲学で織上げる真に優雅なオーダースーツ生地

さいごに

英国生地の中には、英国の気候や国民性、ビスポークの奥深い歴史と文化と語り合いの結実が織り込まれ、それが格調の高さに反映しています。

これまで何気なく選んできたかもしれない英国製オーダースーツ生地には、そのような濃い背景があるのです。

初めてオーダースーツにチャレンジする方も、何度も作ってきた方も、次にオーダーする際にはここで紹介した情報もぜひ参考にしながら、あなたの心に響く英国生地を選んでください。

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監修者

オーダースーツ銀座英國屋 代表取締役社長 小林英毅

小林英毅(銀座英國屋 代表取締役社長)

1981年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。 オーダースーツ銀座英國屋の3代目社長。 青山学院大学ファッションビジネス戦略論・一橋大学MBA・明治大学MBA・ネクストプレナー大学にてゲスト講師。 銀座英國屋は、創業80年。東京銀座・東京赤坂・オークラ東京・大坂梅田・大阪あべのハルカス・京都に店舗展開。

ビジネスウェアを選ぶ際の「どなたから、信頼を得たいか?」という視点を軸に、オーダースーツについて、お役に立つ情報をお届けいたします。

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