オーダースーツ 銀座英國屋コラム【基本】ネイビースーツの着こなし方|シーン別のオススメ着こなしもご紹介。

【基本】ネイビースーツの着こなし方|シーン別のオススメ着こなしもご紹介。

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ネイビースーツ・コーディネート・オーダースーツ

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「スーツは紺に始まり紺に終わる」と言われるように、ネイビースーツ(紺スーツ)は、日本人にとって馴染み深く、また長く愛されてされてきた存在です。
ビジネスでは必ず着用されるスーツだけに、「ネイビースーツの着こなし」は比較されるシーンもあるでしょう。

だからこそ、「きちんとした着こなし」を知っておくことは、ビジネスでの大きな武器となります。

そこで今回は、ネイビースーツの「基本の着こなし」と「シーン別のオススメ着こなし」をご紹介いたします!

前提:ビジネススーツは「仕事で成果を出すため」に着る。

オーダースーツ・ネイビースーツ・ビジネス・エグゼクティブ

ビジネススーツは、何のために着るのか?

それは「仕事で成果を出すため」ではないでしょうか。

ビジネススーツはネイビースーツに限らず、「相手に敬意」を示し、「信頼」を得て、「仕事で成果を出すため」に着るものです。
だからこそエグゼクティブの方々は、ビジネスシーンで「一目で相手への敬意」が伝わるようにと、より身体にフィットするオーダースーツを仕立てています。

この記事でご紹介する「基本」とは、まさに「相手に敬意」を示し、「信頼」を得て、「仕事で成果が出ること」を目的にしています。

ネイビースーツの基本の選び方

オーダースーツ・ネイビースーツ・選び方

色はダークネイビー(濃紺)、柄は無地。

明るめの紺ではなく、いわゆる「ダークネイビー(濃紺)」が基本です。
ビジネスシーンでの信頼感に繋がる知性・誠実さ・冷静なイメージを醸し出してくれます。

素敵な色であるミディアムネイビー、ライトネイビーも、とてもオシャレなスーツですが、「相手に敬意を示す」ためにはダークネイビーが「基本カラー」となります。

柄は無地。続いてシャドーストライプがオススメ。

銀座英國屋においても、創業から約80年に渡り、最もオーダーされ続けてきた生地の色柄は「ダークネイビーの無地」。
つまり「信頼」を大切にするエグゼクティブが選び続けてきた色柄が「ダークネイビーの無地」ということです。

裏地は、ブルー or シルバー。

オーダースーツ・ネイビースーツ・裏地

オーダースーツを仕立てる際には、裏地も選べます。
オーダースーツならではの楽しみではありますが、派手な色にすることは避けましょう。

裏地の選び方の基本は「スーツの色よりもやや明るめの、同系色 or 無彩色」のため、ブルーやシルバーがオススメです。

ズボンの裾はシングル。

ズボンと革靴の境目をぼかすと、足が長く見える効果があります。

ズボンの裾をダブルではなくシングルにすることで、ズボンの裾に目に留まりにくくし、スタイルを良く見せましょう。

秋冬シーズン用は、スリーピーススーツがおすすめ。

次項の「基本の着こなし」にも関わる内容ですが、ウォームビズとしてニット・セーター・カーディガンを考えているのならば、スリーピーススーツ(ジャケット・ズボン・ベストのセット)をオーダーするのがオススメです。

理由は、スーツにニットなど入れることにより、ドレスダウン(カジュアルに近づく)してしまうためです。

ビジネスウェアの着用目的が「相手に敬意を示す」であれば、ドレスダウンさせてしまうよりも、むしろ、ドレスアップ(フォーマルに近づく)となるスリーピーススーツがオススメです。

生地・フィッティング・縫製の評価が高いオーダースーツ専門店を選ぶ

オーダースーツ・縫製・職人

ネイビースーツは、最も着用されることが多いため、礼服・喪服のブラックスーツと同じように生地・フィッティング・縫製の質の差が目立ちやすいものです。

だからこそ、オーダースーツを仕立てるならば、フィッティング・仮縫いの評価が高いオーダースーツ専門店で仕立てることがオススメです。

特に、スリーピーススーツとしてベストをオーダーする際には、フィッティングが必須となります。
既製服のように、尾錠(ベストの背中に付け、ベストのゆとり加減を調整する金具)があれば、多少の調整をすることはできますが、尾錠がスーツの裏地に当たって裏地を傷つけてしまう原因となり、身体にフィットしたオーダーベストなら、尾錠は不要なものです。

長く大切に着たいネイビースーツだからこそ、オーダースーツ専門店でスリーピーススーツとして仕立てることで、ビジネスシーンでの信頼感をますます表現することができます!

ネイビースーツの基本の着こなし

前提① 着こなしの注意。欧米人の着こなしは、参考にできない!

欧米人と比較して、日本人は得てして、胸板が薄く・低身長・胴長短足ということもあり、欧米人の着こなしは参考にしにくいものです。
同じ着こなしをしたとしても、バランスが整いにくいことがあるので注意をしましょう。

前提② 「色数は少なくする」のが着こなしの基本

「様々な色を使った方が、オシャレ!」ということもありますが、その調和をコントロールできるのはファッション上級者です。
色数が多くなるほど、子供服のように幼く見える傾向もあります。

上級編にチャレンジする前に、
「まずは色数を少なくし、簡単なオシャレを身に付けること」がオススメです。

具体的には、小物は無彩色(白・グレー・黒・シルバー)にし、有彩色はネクタイだけに留めることを意識してみましょう。

ネクタイ

ネクタイの色は、ブルー

オーダースーツ・ネクタイ

ネイビースーツと間違いなく合うネクタイは、同じ系統色のブルーです。

基本的にはスーツとのコントラストがある方が良いので、色が近いネイビーではなく、明るめのブルーを選びます。
ワイシャツの白との差が無くなってしまうほどの明るいスカイブルーは避け、光沢があり、白と色のコントラストのあるブルーを選びましょう。

ネクタイの柄は、無地 or ピンドット(ドットは白)

ネクタイの柄は、無地 or ピンドット(ドットは白)が基本の着こなしとして最適です。

ちなみに、ピンドットのネクタイは、使用頻度が多くなるとドットの刺繍が毛羽立ってしまいがちです。
その毛羽立ちをハサミで切るのは難しいため、小技として表面をライターなどで少し炙るのが良い方法です。

ネクタイの結び方は、ネクタイの生地質・厚みによって変わりますが、仕上がりが逆三角形になるセミウィンザーノットがオススメです。

ワイシャツ

ワイシャツの色は、白

ネイビースーツ・オーダーワイシャツ

やはり基本の色は白。
ブルーやピンクも心惹かれますが、やはり白が最も信頼感を醸し出します。

ワイシャツの柄は、無地 or シャドーストライプ

柄は、無地とシャドーストライプのどちらもオススメです。

ネクタイやスーツが無地の場合、ワイシャツは柄がうるさく感じないのシャドーストライプにするという着こなしも素敵です。

ワイシャツの襟型は、セミワイド or ワイド

ワイシャツの襟型で「レギュラー」というのがありますが、それはひと昔前の「レギュラー(普通)」であり、今の基本の着こなしとは若干異なります。
また、レギュラーはVゾーンの中でワイシャツの襟の先端が見え隠れし、時にスーツのラペルの上に飛びだしてしまうというマイナス面があります。

今は、ワイシャツの襟の先端が、スーツのラペルの下に隠れてスッキリとした印象になる「セミワイド or ワイド」がオススメです。

もちろん、襟元の第一ボタンをシッカリと留めることは云うまでもありません。

ワイシャツの袖口は、シングルカフス。

上級編として、折り返しがあるダブルカフスに、お洒落なカフリンクスで留めるのも素敵ですが、まずは「基本の着こなし」としては、シングルカフスを選びましょう。

ポケットチーフ

ネイビースーツ・ポケットチーフ

ポケットチーフの色は、白 or ネクタイと同色

ポケットチーフの色は、ワイシャツと同じく白にするか、ネクタイと同色にすると、色数を少なくでき、統一感のある着こなしになります。

ポケットチーフの形は、TVホールド(別名スクエアフォールド)

綺麗に折り、形をキープするのは難しいのですが、オーソドックスかつ清潔感があり、おススメです。
また、すでに形になっているワンタッチポケットチーフ(ex:フィックスポン)を使用するのも一案。

(元々ポケットチーフはハンカチとして使われていましたが、今はポケットチーフをそのままハンカチとして実際に使用する事はごく稀です。
すでに形になっているタイプでもマナー違反ではありませんので、ご安心ください。)

靴下は、ダークネイビーのロングホーズ

靴下・ロングホーズ

足を長く見せるコツは「境目」を、ぼかすこと。

具体的には、シャツとズボンの境目(=腰の位置)と、ズボンと靴の境目をぼかすことです。

ネイビースーツのズボンと靴の境目をぼかすためには、ダークネイビーのロングホーズが最適です!
ロングホーズは、座ったり階段を昇ったりする折に、ズボンの裾がずり上がってスネが見えてしまう事を避けられる便利な一品。

取扱いショップが少ないのですが、銀座英國屋では「信頼を得られる装い」の必須アイテムとしてロングホーズを販売しています。(税込1650円)

革靴

ネイビースーツ・オーダースーツ・靴

革靴の色は黒

足を長く見せるコツとして、「ズボンと靴の境目を、ぼかす」とお伝えしましたが、靴はネイビー(濃紺)に近い色として黒がオススメです。

(ネイビーの靴という選択肢もありますが、どちらかと言えば装飾性の強いアイテムですので、ビジネスには黒が最適です。)

革靴の形は、ストレートチップの内羽根

足を長く見せるために、靴も飾り気の無いシンプルな形を選びます。
このため、(タキシードに合わせるオペラパンプスを除き)革靴の中で最もフォーマルな「内羽根のストレートチップ」がオススメです。

なお、メダリオン(穴飾り)は不要です。

ベルト

ベルトの色は黒

革靴と併せて黒を選び、コーディネート全体の色数を減らして上品にまとめましょう。

ベルトのバックルの色は、他の金属(時計・バッグetc…)の色に合わせる。

金属の色は、基本的にはシルバーで揃えることがオススメです。

というのもゴールドには、イエローゴールド・ピンクゴールド・ホワイトゴールドというように、様々な色味があり、「色数を少なくする」という観点での統一がしにくいためです。

このため「基本の着こなし」としては、時計・バックなどに使われている金属の色は、シルバーで統一することがオススメです。

ベルトのバックルも同様に、シルバーを選びましょう。

形はやデザインはシンプルな物が最適です。

少なくともブランドのロゴがバックルになっているものは、ビジネススーツの着こなしとして、オススメできません。

インナー

上半身のインナーは、ベージュ一択

胸の透けや汗染みを緩和するために、上半身のインナー着用をオススメします。

色はベージュ一択です。
他の色(ex:白・グレー・黒)は、透けて見えてしまうので避けましょう。

「ワイシャツは本来下着であり、その下にインナー(下着)を着るのは邪道」という声もあります。
しかし、高温多湿な日本とは気候が異なりますし、また、日本では胸の透けや汗染みは嫌われます。
このため、少なくとも日本国内ではインナーの着用がオススメです。

下半身のインナー(ステテコ)は、試してみる価値あり。

下半身のインナーは、暑い時に、ズボンが汗で足に引っ付くことを防げ、ズボンの裏地の痛みの軽減にもつながり、快適に過ごすことができます。

ぜひ一度お試しください!

冬場の着こなし

スリーピーススーツがオススメ

「ネイビースーツの基本の選び方」で解説したように、ニット、セーター、カーディガンよりも、スリーピーススーツとしてベストを着用した方が、より「相手への敬意」が伝わるのでオススメです。

また、ベストには、シャツとズボンの境目(=腰の位置)をぼかすことによる足長効果もあります。

ビジネスシーンでは、あまりジャケットを脱ぐことはありませんが…
「スーツと同じ共地のジャストフィットしたベスト姿」というのはとても素敵で、それが好きでスリーピーススーツをオーダーするという方も少なくありません。

もちろん、ベストを羽織ることで背中の暖房効果を得ることが出来ます。

コート&マフラー

オーダーコート・オーダースーツ

コートの色は、ダークネイビー or 黒

ダークグレーも一案ですが、境目をぼかすために、ダークネイビーや黒がよりオススメです。

コートの長さは、ひざ丈

時代の流行とともにコート丈は変わります。

現在は、ショート丈が流行していますが、基本はひざ丈を中心に±3cmの範囲です。

コートの形は、チェスターコート

ドレスアイテムの1つとして、格式が高いのがチェスターコートです。

マスクは、白

オーダースーツ・エグゼクティブ・マスク・選び方

風邪の時にするマスク。
またこのコロナ禍、マスクは常備品ですね。

マスクには、ネイビースーツに合わせて、ブルーorネイビー(濃紺)というのも一案です。

ただし、今の日本においては、「マスク=白」のイメージが強く、基本の着こなしとしては「白」を選びましょう

まずは「基本の着こなし」をマスターしましょう

以上が、「基本の着こなし」でした。

この「基本の着こなし」は長い歴史の中で完成されたスタイルであり、きちんと着こなすと美しく、信頼感・清潔感・誠実さを表現できます。

基本でありながら、完璧に着こなせている方は少ないので、まずはこの「基本の着こなし」をマスターしましょう!

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ネイビースーツのオシャレな着こなし。「基本を1つだけ変える」

オーダースーツ・ネイビースーツ・ストライプ

続けて「オシャレな着こなし」として、「基本を1つだけ変える」方法をご紹介します。

オシャレ用語の一つとして「ハズす」という言葉があります。
これは「基本を一つだけ変える」という意味です。つまり、やはり「基本の着こなしができること」が大前提になります。

たとえば、ポケットチーフを「白地に、縁がネクタイの色をパイピングされたポケットチーフ」にする、というだけで、オシャレに見えます!
他には、ワイシャツを「サックスブルーのシャツに、襟とカフスを白のクレリック」にするというのも、オシャレな着こなしです。

もちろん、スーツの柄を、ストライプにするのも良いでしょう。この時、ストライプの色は、白 or ネクタイの色に近い色を選びます。

ぜひお試しください。

ビジネスシーンごとのネイビースーツの着こなし

就職活動(リクルートスーツ)での着こなし

ネイビースーツ・オーダースーツ・就職活動・就活

リクルートスーツの定番はブラックスーツですが、残念ながら入社後には着られない色です。
このため、コストパフォーマンスを考えるとダークスーツ(ダークネイビー、チャコールグレー)がオススメ。
特に、就活生としての若々しさ・誠実さを表現できるダークネイビーが一押しです!

スーツの基本であるダークスーツに合わせて、ネクタイ・ワイシャツといったアイテムも揃えておくと、入社後にもそのまま使えて便利なので、前述の基本アイテムを揃えておきましょう。

なお、基本の着こなしでは、ポケットチーフを挿すことをオススメしましたが、日本ではオシャレに見えるため就職活動では外しましょう。

詳細はコチラ:【失敗しない】就活スーツのコーディネート|男性編

新入社員の着こなし

リクルートスーツでダークスーツを選んだ場合には、就職活動用に揃えたスーツやワイシャツを、入社後にもそのまま着ることができます。

リクルートスーツと同様に、ポケットチーフは不要です。

講演での着こなし

オーダースーツ・フルオーダースーツ・ネイビースーツ

講演では、舞台映え・照明映えするように、同じネイビーだとしても、光沢・ツヤのある生地でオーダーするのがオススメです。
顔映りや、遠くから見た時の印象を確認しながら仕立てましょう。

また、ネクタイは、ハッキリとした色味のネクタイがオススメです。

ビジネスパーティーの着こなし

もし、夫婦での出席の場合には、ぜひ、奥様の洋服の色味をネクタイに使ってみてください!
いわゆる「リンクコーディネート(リンクコーデ)」となり、より夫婦としての一体感を楽しめます。
特に、エグゼクティブの方々は「家族ぐるみのお付き合い」も大切にされるので、「夫婦としての一体感」を醸し出すことはオススメです。

WEB会議・ウェビナー講演での着こなし

WEB会議・ウェビナー講演では、胸より上から切り取って写されます。

このため、基本の着こなしの通りで十分ですが、よりVゾーンの印象を整えて臨みましょう。

また、照明によりますがネイビースーツは黒色に近く見えがちです。
この点には特に注意し、ミディアムネイビーあたりの明るさのスーツを選ぶことがオススメです。

詳細はコチラ:普通のスーツじゃダメなの?WEB会議における信頼を得られる装い

ビジネス以外のシーンでのネイビースーツの着こなし

結婚式でのネイビースーツの着こなし

結婚式で最も適切なのは、礼服としてのブラックスーツですが、カジュアルな雰囲気の会場、例えば、レストランでの結婚式披露宴などであれば、ネイビースーツ(濃紺スーツ)でも大丈夫です。
この時のネクタイは、白 or シルバーグレーを合わせましょう。

また、ポケットチーフは、ネクタイの色と併せます。
ポケットチーフの形は、TVホールド(別名スクエアフォールド)では固すぎるため、スリ―ピークスがオススメです。

その他は、上記「ネイビースーツの基本の着こなし」に準じます。

成人式でのネイビースーツの着こなし

「基本の着こなしのまま」がオススメです。

最近は遊び心のある崩した着こなしの方が多いので、基本の着こなしができていれば、かえって凛々しくオシャレに見えます。

葬儀は、通夜・3回忌以降のみ着用可能。

通夜は「急いで駆けつけました」という意味合いで、ダークカラーのビジネススーツが一般的ですので、ネイビースーツでも大丈夫です。

ネクタイは、黒無地を常に用意しておくか、光沢の無いネクタイを選びましょう。

また、不祝儀ではポケットチーフは外すのがルールです。

葬儀の基本となる準喪服(ブラックスーツ)については、コチラ

幼稚園・小学校のお受験、中学受験の面接の同伴でのネイビースーツの着こなし

「基本の着こなしのまま」がオススメです。

卒園式・卒業式でのネイビースーツの着こなし

基本の着こなしの中で、ネクタイをシルバーやグレーにするのが、卒園式・卒業式のマナーです。

さいごに

以上、「ネイビースーツの基本の着こなし」「シーン別のオススメの着こなし」でした。
いかがでしたでしょうか?

冒頭に記載した通り、ビジネススーツは「相手に敬意」を示し、「信頼」を得て、「仕事で成果を出すため」に着用します。

今回の記事を参考にしていただき、ぜひ「基本の着こなし」をマスターし、「信頼を得られる装い」としていただければ幸いです。

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補足:紺色についての、豆知識。

ダークネイビーという言葉は無い。

「ダークネイビー」「ミディアムネイビー」「ライトネイビー」という言葉はありません。
本来は「ネイビー=濃紺」を指しますが、日本では一般的にネイビーというと「濃紺よりも明るめの紺」も含んでイメージされるため、本稿では「ダークネイビー」と表現しました。

紺とネイビーの違い

「紺」は平安時代から使われるようになった呼称で、藍染の中で最も濃い色で、「僅かに赤みを含んだ濃い青色」を指します。
日本古来の呼び方では「深縹(ふかきはなだ)」でしたが、平安時代ごろから「紺」と言われるようになったそうです。

戦国武将として有名な藤堂高虎が家訓10条として、「陣道具柿あし、紺可然色々ありといへ共書付におよはす(戦の道具は、柿色はダメだ。紺色がいい)」と挙げてもいます。

似たような色として、青・藍色・勝色(褐色)・群青色・紺青・瑠璃色が挙げられます。

英名では「ネイビーブルー」

イギリス海軍のネイビー(navy)の制服で使われている「ネイビーブルー」に由来する言葉です。

実は、ネイビーは、紺色よりも暗い濃紺を指します。
そして、「明るいネイビー(紺色)」と区別するため、「ネイビーブルー」と使うこともあるそうです。

ただし、日本人の感覚では「ネイビーにブルーを混ぜた色」で、むしろ「明るいネイビー」をイメージする方の方が多いように感じます。

日本のアパレルでの「紺・ネイビー」の使い方

上記の通り、「ネイビー=濃紺」ですが、日本のアパレルでは、「ネイビー=明るい紺」「ダークネイビー=濃紺」と使われています。

このため、本来のネイビー(濃紺)をイメージして、スーツをオーダーされる際には、「ダークネイビー」or「濃紺」とお伝えいただいた方が、ショップスタッフとも誤解が無いかと思われます。

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監修者

オーダースーツ銀座英國屋 代表取締役社長 小林英毅

小林英毅(銀座英國屋 代表取締役社長)

ビジネスウェアを選ぶ際の「どなたから、信頼を得たいか?」という視点を軸に、オーダースーツについて、お役に立つ情報をお届けいたします。

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