オーダースーツ 銀座英國屋コラムスキャバル「シルバーゴースト」は理想的な春夏スーツ|蒸し暑い季節も快適に!
スキャバル「シルバーゴースト」は理想的な春夏スーツ|蒸し暑い季節も快適に!
2023年現在、夏場のビジネスウェアに軽装を取り入れる「クールビズ」は、社会に広く定着しています。しかしながら、重要な取引先に出向いたり、会食があったりと、暑い時期でもスーツを着用しなければならない機会があるというのもまた事実です。
気温も湿度も上がってくる春夏シーズン、スーツを着るのを苦痛に感じられる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方にオススメなのが、スキャバルの「シルバーゴースト」。
この生地には、蒸し暑い季節を快適に過ごせる多くの特長が備わっており、日本の夏のビジネスシーンにもぴったりと言えるでしょう。
今回の記事では、スキャバル「シルバーゴースト」についてご紹介いたします。
あらかじめ流れをお伝えしますと、以下のようになります。
・シルバーゴーストとは?
・シルバーゴーストの特長
・スキャバル社について
それでは早速見ていきましょう。
シルバーゴーストとは?
シルバーゴースト(Silver Ghost)は、ベルギーの服地メーカー「スキャバル」の今シーズン一番人気のコレクションです。
春夏向けに用意されたこのコレクションは、モダン、洗練、実用性を兼ね備え、軽快な着心地で日本の蒸し暑い季節を楽しく快適に過ごすための味方となってくれます。
名前の由来
シルバーゴーストという一風変わった名前のコレクションですが、1906年にロールスロイスが発表した「世界最高の車」シルバーゴーストにインスパイアされて、その名がつけられました。
この由来からも、このコレクションに対するスキャバル社の自信が伺えます。
ちなみに、もともとの車の名前は「銀色に塗られた車が、幽霊のように静かに走行すること」に由来するそうです。
シルバーゴーストの特長
ここからは、シルバーゴーストの具体的な特徴についてご紹介いたします。
軽量平織りのトロピカル素材
シルバーゴーストは、軽量のトロピカル素材を用いて、多くの生地に用いられる「綾織」ではなく「平織り」という織り方で織られています。
経糸と緯糸を1本ずつ交差させて織られる平織りの生地は、糸同士の隙間が多くなり通気性に富んでいます。
さらに同じ理由から、ハリがあり安定性が生まれることで、肌離れが良く、蒸し暑い時期でもさらりとした着心地をキープしてくれるという特徴もあります。
清涼感があり、適度なストレッチ感をもったライトウェイトの生地は、ビジネスをはじめとした春夏の様々なシーンで活躍してくれます。
豊富な色柄のバリエーション
シルバーゴーストのもう一つの特徴は、色柄バリエーションの豊富さです。
夏らしいソフトカラーのウィンドウペーンや、色彩のグラデーションが美しいチェック柄、メランジカラーを基調としたストライプなど、春夏のスーツスタイルが楽しくなるような色柄ものが多く揃っています。
無地に関しても、ライトブルーからネイビー、ブラウン、グレー、黒まで充実しており、さまざまなご要望に対応できるコレクションとなっています。
スキャバル社について
ここからはシルバーゴーストの生みの親であるスキャバル社についてご紹介いたします。
スキャバル社の歴史
スキャバル(Scabal)は、1938年にベルギーのブリュッセルで設立されたウールマーチャント(=服地商社)です。
コンセプトは「グローバルに広い分野で活躍する紳士のスーツスタイルを飾る生地」で、長い歴史を持つ英国の紳士服文化をリスペクトしながらオリジナリティ溢れる服地をプロデュースしてきました。
高品質で幅広いバリエーションの生地を生み出し続け、現在では世界65カ国以上に正規代理店を持つ大企業に成長しています。
またスキャバルは、ハリウッド映画に多くの衣装提供をしてきたことでも知られており、
「007」シリーズのダニエル・クレイグや、「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオなど多くのスター俳優に着用されました。
圧倒的な品揃えと品質
スキャバルの特筆すべき点はその品揃えと品質です。
シーズンに関わらず、正統派でクラシックなものから、アヴァンギャルドなものまで幅広く取り揃えており、常に顧客からのさまざまな要望に答えることができます。
それほどまでに膨大なコレクションを保有しながらも、原材料のクオリティやコストには一切の妥協をせず、世界一厳しいとも言われる品質管理のもとで日々、新たな素材と商品を開発し続けています。
この管理があってこそ、世界中で愛され続けるウールマーチャントになったと言っても決して過言ではないでしょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、スキャバルの春夏向けスーツコレクション「シルバーゴースト」についてご紹介いたしました。
あらためて特長をまとめますと以下のようになります。
・軽量トロピカル素材の平織りで通気性に富む
・適度なハリとストレッチで蒸し暑い季節もさらりとした着心地をキープ
・豊富な色柄バリエーションで様々なご要望に対応
今回の記事が、春夏シーズンを快適に過ごすための参考となりましたら幸いです。
監修者
小林英毅(銀座英國屋 代表取締役社長)
1981年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。 オーダースーツ銀座英國屋の3代目社長。 青山学院大学ファッションビジネス戦略論・一橋大学MBA・明治大学MBA・ネクストプレナー大学にてゲスト講師。 銀座英國屋は、創業80年。東京銀座・オークラ東京・大坂梅田・大阪あべのハルカス・京都に店舗展開。
ビジネスウェアを選ぶ際の「どなたから、信頼を得たいか?」という視点を軸に、オーダースーツについて、お役に立つ情報をお届けいたします。
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