オーダースーツ 銀座英國屋コラム至高の煌めきが着る人の存在感を際立たせるドラゴ(DRAGO)のオーダースーツ生地
至高の煌めきが着る人の存在感を際立たせるドラゴ(DRAGO)のオーダースーツ生地
普段から身だしなみには気を遣ってはいるが、もっと自身の存在をスマートにアピールしたいと感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめしたいのが、ドラゴ(DRAGO)のオーダー生地で仕立てたスーツです。ドラゴのオーダー生地はあなたの存在感を際立たせることができる、洗練された奥深い煌めきを静かに放っています。
極細繊維のスーパーファインウールから作られた、上質な糸および生地の生産においては世界トップクラスの、生地ブランドがドラゴです。
今回の記事では糸段階から一貫生産するドラゴのオーダースーツが、いかに着る人に存在感をもたらすのかという背景を解説します。
目次
もっと存在感が欲しいと感じる人に!ドラゴ(DRAGO)の生地
あの人は存在感があるなどという話が、一般的にされることがあります。では、その存在感とは一体何なのでしょうか。
人の存在感の解釈についてはいろいろありますが、端的にいえば見た目においてポジティブ感の度合いが優っているか、それともネガティブ感の度合いのほうが強いかによって、存在感の大きさが左右されます。
ポジティブ感の度合いが高い人は、存在感が大きいと感じさせるでしょう。ポジティブ感あるいはネガティブ感のもとになるものは、具体的には姿勢や表情、声のトーンや立ち振る舞い、さらにいえば内面から滲み出てくるものなどです。
しかしその中でも第一印象に大きく関わるのは、その人がどのような装いをしているのかということです。視覚情報は人の第一印象の55%を決定する要素になると、心理学でも「メラビアンの法則」として説かれています。
存在感を際立たせるオーダースーツを仕立て、身につけることで自ずと自身の存在感をアピールすることにつながるでしょう。
現状よりも存在感を出したいと思っている人にはドラゴのオーダースーツ生地を、ぜひともおすすめしたいものです。至高の煌めきが、あなたが本来持っている存在感をひと際輝かせてくれるからです。
ドラゴ(DRAGO)の知られざる実力
日本人にとってドラゴは、比較的耳馴染みが薄い生地ブランドかもしれません。ところが実際は、知る人ぞ知る超実力派であるという話を紹介しておきます。
それは現在、世界中で生産されている超極細繊維とされるスーパー120’s以上(繊維の直径が17.0ミクロン:1ミクロン=1/1,000ミリ)の高級糸のおよそ7割が、実にドラゴ製だという事実が物語っています。
ドラゴはその超高級糸を英国やイタリアの主要生地ブランド、つまりゼニアやロロピアーナ、スキャバルやドーメルなどに対して安定供給しているのです。まさに超高級糸のスペシャリストといえるでしょう。
ドラゴ(DRAGO)の栄光の歴史
1973年のイタリアにおいて、ドラゴファミリーは紡績業を営み始めました。ファミリーの圧倒的な技術力により、スーパー120’s以上の超極細繊維のスペシャリストとして脚光を浴びるまでそれほどの時間は掛からなかったようです。
取り扱う糸のクオリティの高さによって、評判が評判を呼び、イタリアが誇る世界最高峰の生地ブランドである「エルメネジルド・ゼニア」や、それと双璧をなす「ロロ・ピアーナ」などの超一流生地ブランドで使用する高級糸にドラゴ製が使用されるようになります。
高級糸製造の専業で始まったドラゴファミリーの事業は、2001年に彼らの糸の卸先だった同じイタリアの織物業者「フィンテス」を傘下に収め、生地製品のマーケットに打って出ます。自社製の超高級糸を使用した生地ブランド「ドラゴ(DRAGO)」を開始しました。
ただし、特別な極上品質の糸だけは、自社ブランドであるドラゴのみで使用して差別化を図っています。そのため、ドラゴでしか手に入らない極上生地を熱望する世界のトップブランド群が、ドラゴの生地の太い顧客として名を連ねました。
ドラゴ(DRAGO)の生地の特徴
ドラゴはイタリアの毛織物のメッカ「ビエラ」の中でも、糸の紡績から生地製品までを一貫生産するメーカーです。最大の特徴は、もちろん超極細繊維を持つ生地の生産が可能なところです。
従来では技術的に無理とされていたスーパー210’s(同13ミクロン)の生地の開発で、世界のテキスタイル業界を震撼させました。
エルメネジルド・ゼニアの最上級生地「14milmil14」でさえスーパー190’s(同14ミクロン)であり、スーパー210’sは、ドラゴブランドでしか手に入らない究極の生地なのです。
ドラゴ(DRAGO)の生地の評判
上質ウール素材のカテゴリーでは、ゼニアさえも超えるほどの実力を見せつけるドラゴは、美しいものを果てしなく追求する世界のトップデザイナーやクリエイターの絶大なる信頼を獲得しています。
また先端技術のナノテクノロジーを駆使してウールの持つ質感を損なわないままで、防シワおよび撥水効果を高級服地に与えることにも成功しています。
その結果、高級品にありがちな脆弱なイメージではなく「長期間愛用できる生地」であると上書きして、大きな評価を得ているのです。
さいごに
一般の方にはエルメネジルド・ゼニアやロロ・ピアーナのようには知られていないドラゴ(DRAGO)ですが、その実力の凄まじさは伝わったかと思います。
価格的にはゼニアよりも手頃です。百聞は一見に如かずといいます。ぜひ、オーダー生地をご検討される際の、選択肢に加えてみてください。
監修者
小林英毅(銀座英國屋 代表取締役社長)
1981年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。 オーダースーツ銀座英國屋の3代目社長。 青山学院大学ファッションビジネス戦略論・一橋大学MBA・明治大学MBA・ネクストプレナー大学にてゲスト講師。 銀座英國屋は、創業80年。東京銀座・オークラ東京・大坂梅田・大阪あべのハルカス・京都に店舗展開。
ビジネスウェアを選ぶ際の「どなたから、信頼を得たいか?」という視点を軸に、オーダースーツについて、お役に立つ情報をお届けいたします。
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