オーダースーツ初心者の方にとっては、テーラー選びは、とても難しいのではないでしょうか？

このコラムでは、オススメの「テーラーの特徴」や「スーツ生地の特徴」をご紹介いたします。

先に結論をご紹介すると、以下の通りです。

◆おすすめのオーダースーツ店の特徴３選（＋１）

　・無料相談・体験ができる

　・接客担当との相性がいい

　・コンセプトやターゲット層が自分と合っている

　（番外編）ふるさと納税を利用できる

◆初めてのオーダーメイドスーツにオススメの生地の特徴３選

　・色柄は「ダークネイビー無地」

　・品質表示の１つである「SUPER表示」

　・人気生地ブランドのご紹介

よりご自身にあった素敵なオーダースーツをお仕立ていただく参考となりましたら幸いです。

おすすめのオーダースーツ店の特徴３選（＋１）

オーダースーツを仕立てる際、オススメのテーラーの特徴は次のとおりです。

＜オススメテーラーの特徴＞

• 無料相談・体験ができる

• 接客担当との相性がいい

• コンセプトやターゲット層が自分と合っている

• （番外編）ふるさと納税を利用できる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

無料相談・体験ができる

オーダースーツをつくる際「自分に合ったスーツをつくれるかな？」「スーツ生地はどうやって選ぶのだろう・・・」など、気になる点や不安を抱えている方も多いかと思います。このような時は、実際に店舗に足を運び、テーラーで相談をしてみましょう。

無料相談は、WEBサイトで明示をされていなくても、基本的にはどこのテーラーでも受け付けています。また、フィッティングまで無料で体験できるテーラーもありますので、積極的に活用してみて下さい。

特に初めてオーダースーツを仕立てる方は、インターネットだけで情報を集めるのではなく、実際にテーラーまで足を運び、店舗の雰囲気・仕立ての流れ・生地の種類などを確認することオススメします。

選んだ生地・デザインでの仕上がり価格を確認してから、改めてオーダーを検討するのも、良いでしょう。

接客担当との相性がいい

スタイリスト（接客担当）との相性も大切です。オーダースーツは、スタイリストとの「対話」によって、お好みやご着用シーンに合った1着を仕立てるものだからです。

どれだけ縫製技術が優れていても、しっかりとしたヒアリングができていなければ、お客様が望む通りのスーツには仕上がりません。

「話をしっかりと聞いてくれるか」「専門用語を多用せず、分かりやすく説明しているか」などを実際に確認いたしましょう。

コンセプトやターゲット層が自分と合っている

オーダースーツ店はすべて同じではなく、それぞれにコンセプトや、異なる魅力があります。また、ターゲットとするお客様も定めています。そのテーラーのコンセプト・魅力・ターゲットとなるお客様の層とご自身が合っているかどうかも、確認するようにしましょう。

オーダーメイドスーツは、年代などによっての極端な差異はありませんが、そのコンセプト・ターゲットが、ご自身に合ったテーラーであるほど、最適なスーツを仕立てやすくなります。

たとえば、「20代の女性にモテるためのスーツ」と「大企業の社長に信頼されるためのスーツ」では異なります。

インターネットで調べたり、実際にテーラーで話を聞く際には、コンセプトやターゲット層にも注目することをオススメします。

ふるさと納税を利用できる（番外編）

実はオーダースーツのテーラーには、ふるさと納税を利用できるお店もあります。ふるさと納税の制度を利用し、お得にオーダースーツを仕立てることも一案です。

ふるさと納税とは、実質の自己負担額は2,000円で返礼品を受け取れる制度のこと。どのような返礼品かは地方自治体によって様々ですが、なかには「オーダースーツ」を返礼品としている地方自治体もあります。

一般的に高価格と考えられるオーダースーツですが、ふるさと納税を活用し、お得にオーダーをする道もありますので、ぜひご検討ください。

参考：ふるさとチョイスでの「オーダースーツ」検索結果

初めてのオーダーメイドスーツにオススメの生地の特徴３選

オーダースーツを仕立てる際に大切なものに、サイズや見た目以外にも「生地」があります。初めてオーダースーツを仕立てる際の、生地を選ぶポイントは次のとおりです。

• 色柄は「ダークネイビー無地」

• 品質表示の１つである「SUPER表示」

• 人気生地ブランドのご紹介

それぞれ詳しく解説します。

色柄は「ダークネイビー無地」

初めてオーダースーツを仕立てる際、色柄は「ダークネイビーの無地」がオススメです。日本人に一番似合う、ビジネスシーンに最もふさわしい色柄だからです。また、シンプルな色柄だからこそオーダースーツの仕立ての良さが際立ちます。

「せっかくのオーダースーツだから」と、珍しい色柄を選ばれるお客様もいらっしゃいます。しかし、初めてのオーダースーツでは「ダークネイビー無地」で仕立て、数が揃ってきた後に、お好みの華やかな色柄のスーツも取りそろえることをオススメします。

品質表示の１つである「SUPER表示」

オーダースーツの生地を選ぶ際によく目にする「SUPER80’s」や「SUPER100’s」などと記載された数字は、羊毛番手（毛番手）を指しています。IWTO（国際羊毛機構）が使用する羊毛の繊度（繊維の太さ）によって定義づけられているものです。

SUPERの表示が大きくなるほど、原毛は細くなり、繊細で高品質な生地とされています。

オーダースーツの生地を選ぶ際には、１つのご参考としてみて下さい。

人気生地ブランドのご紹介

オーダーメイドスーツを作る際には、ブランド生地も人気です。

人気のある生地ブランドを、4つ厳選してご紹介いたします。

より良い生地で仕立てるために、こちらの4ブランドもぜひご検討ください。

テーラーによって取り扱いの有無がありますので、詳しくは各テーラーにお問い合わせください。

まとめ

◆おすすめのオーダースーツ店の特徴３選（＋１）

　・無料相談・体験ができる

　・接客担当との相性がいい

　・コンセプトやターゲット層が自分と合っている

　（番外編）ふるさと納税を利用できる

◆初めてのオーダーメイドスーツにオススメの生地の特徴３選

　・色柄は「ダークネイビー無地」

　・品質表示の１つである「SUPER表示」

　・人気生地ブランドのご紹介

よりご自身にあった素敵なオーダースーツをお仕立ていただく参考となりましたら幸いです。

監修者

小林英毅（銀座英國屋 代表取締役社長）

1981年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。 オーダースーツ銀座英國屋の３代目社長。 青山学院大学ファッションビジネス戦略論・一橋大学ＭＢＡ・明治大学ＭＢＡ・ネクストプレナー大学にてゲスト講師。 銀座英國屋は、創業80年。東京銀座・オークラ東京・大坂梅田・大阪あべのハルカス・京都に店舗展開。

ビジネスウェアを選ぶ際の「どなたから、信頼を得たいか？」という視点を軸に、オーダースーツについて、お役に立つ情報をお届けいたします。

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