オーダースーツ 銀座英國屋オーダースーツ
顧客様インタビュー
マレーシアで出会い、日本で結ばれた二人の特別な一着




人生で最も大切な日のひとつ、結婚式。
そんな特別な日だからこそ、最高の装いで迎えたいものです。
今回は、結婚式に向けてフルオーダースーツを銀座英國屋で仕立てられたWongご夫妻にインタビュー。
お二人の出会いからご結婚にいたるきっかけ、さらにオーダースーツを作られた経緯などをお聞きしました。
コロナ禍で出会い、
育まれていった愛


Q. まずは、お二人の出会いについてお聞かせいただけますか?
奥さま: | 出会いのきっかけはSNSでした。2020年、ちょうどコロナ禍でロックダウン中の時期です。 |
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旦那さま: | 当時、私たちはどちらもマレーシアのクアラルンプールで働いていて、外出も制限されていたので、SNSを通じてやり取りするようになりました。 住まいが近かったこともあって、何度かやり取りをしたあとに、ランチに行くことになったんです。 |
奥さま: | ロックダウン中でも会食は許されていて、約2メートルのソーシャルディスタンスを保ちながらでしたけど、直接会うことができました。 |
Q. お互いにどんな印象を抱かれましたか?
旦那さま: | 笑顔がとても可愛らしくて、初めて会った瞬間から惹かれるものがありました。 |
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奥さま: | 背が高くて、すらっとしていて目を引く方だなと感じました(笑)。お話もとても楽しくて、この人は信頼できそうだなと思ったのを覚えています。 |
Q. お二人の距離が近づいていったきっかけがあれば、ぜひお聞かせください。
旦那さま: | 外出の制限が少しずつ緩和されてきた頃から、外で会う機会が増えました。お散歩やハイキングに出かけることも増えて、自然と一緒に過ごす時間が増えていったんです。彼女はとてもアクティブで、そういう時間が心地よかったですね。 |
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奥さま: | 何度か食事にも行って、お互いのことを知るうちに自然な流れでお付き合いすることになりました。出会ってから1〜2ヶ月後くらいだったと思います。 |


生涯のパートナーとして、
共に歩んでいくことを決意
Q. お二人が結婚を意識されるようになったのは、どのようなきっかけからだったのでしょうか。
奥さま: | マレーシアから日本に引っ越すことになったのが、大きな転機でした。 |
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旦那さま: | 2021年頃に、仕事を辞めて日本に引っ越そうかなと思っていたんです。一橋ビジネススクールにMBAで応募したところオファーレターをもらい、日本に住むことに決めました。 |
奥さま: | 私もその頃ちょうど、日本に戻りたいと考え始めていて。結婚はお互いに自然と意識してはいましたが、当時はまだ具体的な話はしていませんでした。 日本での生活が落ち着いてきた頃に同棲を始めて、そのタイミングで「それなら、もう結婚しようか」という流れになりました。 |
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Q. では、同棲のタイミングでプロポーズされたのですね。
旦那さま: | そうですね。当時みていたドラマにちなんだ静岡県の伊東市で 、プロポーズしました。 |
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奥さま: | もう、ある程度プロポーズされるだろうなという予想はしていましたが(笑)、嬉しかったです。特別な思いのある場所を選んでくれたことに、彼の気持ちが伝わってきて感動しました。 |
Q. ご結婚に向けて、顔合わせやご家族同士の交流など、さまざまな準備があったかと思います。
振り返って、大変だったことや意識されたことがあれば教えてください。
旦那さま: | 彼女が私の父と初めて会ったのは、付き合ってすぐの2020年でした。コロナ禍で制限があるなかでしたが、家族同士のつながりは早くから意識していましたね。初めて両家が集まったのはクリスマスで、その後はマレーシアのチャイニーズニューイヤー(旧正月)の時期に、彼女のご家族にも来てもらいました。 |
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奥さま: | クリスマスにご家族と過ごしたのが、最初の顔合わせのような形でした。その後も何度か行事に招いていただき、少しずつ自然に家族ぐるみの関係が築けていったことは、嬉しかったです。文化や言葉の違いもありましたが、お互いに歩み寄る姿勢を大切にしていたと思います。 |
Q. ご結婚式を迎えるにあたり、特に大切にされたことや意識されたポイントがあれば教えてください。
旦那さま: | 彼女が三重県出身ということもあって、地元での挙式を選びました。日本の伝統的なスタイルである神前式を行いたいという思いもありましたね。 |
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奥さま: | ゲストの人数や料理など、全体のバランスが良い会場を探していました。最終的に選んだのは、旅館を改修した和の雰囲気がある式場で、海外から来てくれたゲストにも日本らしさを感じてもらえたのが嬉しかったです。 |


フルオーダーならではの
最高のフィット感
Q. 結婚式の大切な装いとして、英國屋のスーツを選ばれたきっかけはありますか?
旦那さま: | 大学院時代に銀座で英國屋の名前を見かけたことがあって、ずっと気になっていました。 私はロンドンの大学で学んでいたこともあり、イギリスのスーツに対する憧れがあったんです。ブリティッシュスタイルに対応できるテーラーを探していたところ、友人たちも英國屋を勧めてくれて、ここにお願いしようと決めました。 |
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Q. 結婚式のスーツはレンタルなどもありますが、オーダーメイドにしようと思われたのはなぜですか?
旦那さま: | 身長が188cmあって、ジムにも通っているので、既製品ではなかなか体に合うものがないんです。 |
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奥さま: | 日本人の平均的な体型とは少し違うので、既製品だとどこかに無理が出てしまって。たとえば、肩や腕のサイズに合わせると、他の部分がゆるくなってしまうんです。 |
旦那さま: | 普段はセミオーダーのスーツを着ていますが、結婚式は人生の節目でもあるので、今回は“特別な一着”として、フルオーダーにこだわりました。 |
Q. 英國屋にいらっしゃる前と後で、印象に変化はありましたか?
旦那さま: | 初めてのフルオーダーだったので、正直少し緊張もありました。でも、最初に「メンズ無料オーダー体験」を受けてみたことで、安心して試せたのが大きかったですね。
その後、ほかのお店もいくつか見てみましたが、フルオーダーに対応しているところが見つからなくて。結婚式という特別な場だからこそ、きちんと仕立てたいという気持ちが強くなり、最終的に英國屋に戻る決め手になりました。 |
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奥さま: | 担当してくださった鶴見さんが、日本語でうまく伝えきれない部分がある彼にも丁寧に寄り添ってくださって、「奥さまもぜひご一緒に」と声をかけてくれたことが印象的でした。いろいろなお店を回ったうえで、最後はふたりとも自然と「ここがいいね」と思えたのが英國屋でした。 |
人生の節目にふさわしい、
一着との出会い


Q. オーダーの過程で、特に印象に残っているシーンなどがあれば、ぜひお聞かせください。
旦那さま: | オーダー体験の時点でもフィッティングの良さは感じていましたが、実際の仮縫いではさらに感動がありました。細部まで丁寧に調整してもらえて、「自分のための一着が仕上がっていくんだ」という実感がありましたね。 |
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奥さま: | その様子がとても印象的で、思わず動画を撮ってしまいました(笑)。ひとつひとつ形になっていく過程を見ていて、本当に特別な体験だなと感じました。 |
旦那さま: | その前の生地選びの時間も、個人的にはとても楽しかったです。素材や色味、質感の違いなど、これほどバリエーションがあるのかと驚きました。自分の好みと式の雰囲気を考えながら一緒に選んでいくプロセスが、特別な体験として印象に残っています。 |
Q. 本日は実際に仕立てたスーツを着用されていますが、着心地はいかがですか?
旦那さま: | とにかくフィット感が素晴らしくて驚きました。これまで着ていたセミオーダーとは全く違って、本当に自分の体に合わせて作られているという実感がありましたね。 |
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奥さま: | 足が長いので、スラッとしたシルエットがとてもきれいで、よく似合っていました。結婚式に向けて少し身体を絞ったこともあって、より一層かっこよく見えたと思います。親族からも「かっこいいね」と褒められて、私まで嬉しくなりました。 |
旦那さま: | 当日はたくさん写真も撮ってもらえて、スーツ姿が思い出としてしっかり残せたのもよかったです。 |
Q. 特別な想いが詰まったスーツですが、これからどんな場面で袖を通したいとお考えですか?
旦那さま: | 11月にマレーシアで友人の結婚式があるので、そのときに着る予定です。実はその友人、日本での私たちの結婚式にも出席してくれた方なんです。 せっかくの特別なスーツなので、ぜひもう一度着たいと思っていて。ただ、マレーシアはとても暑いので、当日はスリーピースではなくツーピースで着ようかと。主役と競うわけにはいきませんし、少し控えめにしておこうと思います(笑)。 |
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Q. スーツをお気に召していただけて、私どもも大変うれしく思います。
最後に、フルオーダースーツにご関心をお持ちの方へ、一言メッセージをお願いいたします。
旦那さま: | 特別な日にふさわしい、とても満足のいく一着になりました。これからスーツを考えている方にも、自信をもっておすすめできる体験です。 |
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奥さま: | フィッティングの時間も思い出に残るほど特別でした。迷っている方には、ぜひ一度フルオーダー体験をしてみてほしいです。きっと「作ってよかった」と思える一着になると思います。 |
コロナ禍で出会い、愛を育まれたお二人。
これからもお互いを支え合いながら、笑顔あふれる日々を歩まれることと思います。末永いお幸せを、心よりお祈り申し上げます。
本日は、貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました。

