STANCE
求人・採用 スタンス
- 「まともな待遇・福利厚生の
縫製会社を探している。」 - 「募集要項に嘘のない
縫製会社に入りたい。」 - 「安定的な経営状況の
縫製会社に入社したい。」 - 「日本で縫製し続けたい。」
- 「子育て・介護をしながら
働ける会社に入りたい。」
エイワ縫製の求人・採用サイトは、そのような方へ向けて、構築しました。
社員のご家族から応援される企業
エイワ縫製 代表 小林英毅 ご挨拶
はじめまして。
私は「社員のご家族から応援される企業」を追求すべきブランドイメージとして、
銀座英國屋グループのエイワ縫製(社名:エイワ株式会社)を経営している、社長の小林英毅と申します。
このたびは、エイワ縫製の求人・採用サイトをご覧いただき、ありがとうございます。
一般的に縫製会社の労働環境のイメージは良くないようです。
特に、近年のアパレル不況により、縫製会社の労働環境のイメージが更に悪くなったと聞いています。
その影響もあり、エイワ縫製での採用面接でも、
- 「試用期間中の給与は低くなりますか?」
- 「海外に移転する可能性はありますか?」
といったご質問まで頂戴するようになりました。
このエイワ縫製の求人・採用サイトでは、こういった不安の解消も目的にしております。
文章量が多いのは、このためとご理解いただければ幸いです。
会社説明会へのご応募、心よりお待ち申し上げております。
エイワ縫製の求人・採用において、重要視しているのが「長期的に働いていただくこと」です。
なぜ、長期的に働いていただくことが重要なのか
「世界で活躍するエグゼクティブに、ふさわしい装いの提供」を実現するには、卓越した技術を持つ技術者の確保が重要です。
これはエイワグループ縫製を採用し、個々人を短期間で戦力化し易い環境にあるエイワ縫製でも、やはり大切な視点です。
そして、卓越した技術を持つ技術者は、一昔前までであれば、必要な求人・採用人数を、他のテーラーからの転職・流入で満たすことも出来ました。
しかし、現在のようにテーラー自体や縫製者育成の専門学校も少なくなってきた状況下においては、そういった他力本願は現実的ではありません。
このため、長期的な視点に立ち、自社でテーラー、縫製者の求人・採用を進め、自社で育成する必要があります。
給与水準の向上について
今までもエイワ縫製が求人・採用活動を進める中で、入社頂いた方々には長期的に働いていただいています。
この状況を更に良い方向に伸ばしたいと思っています。
そのために重要なのが、給与水準の向上です。
縫製業、テーラー業界で言えば、新卒の正社員採用ができているのは良い状況です。 また、給与水準も良い方だとは思います。しかし、縫製業・テーラー業界以外も含めるならば、残念ながら、現時点での給与水準は高いとは言えません。
この状況を改善するため、エイワ縫製では様々な施策・制度もこの給与分配原資の更なる確保に向け整備しています。
例えば、この当年度の利益確保度合いに応じて、期末一時金を支給しています。
この期末一時金は、パートの方々にまで支給しています。
それだけ価値ある仕事をパートの方々にもしていただいているからです。
何よりも、給与分配原資の更なる確保のためには、全員の力を合わせることが重要だからです。
現状を正確にお伝えします
そして、求人・採用時点で重要にしているのが「求人応募者に現状を正しく伝えること」です。
入社後、短期間での離職は、求人応募者・会社の双方にデメリットしかありません。
求人応募者にとっては、短期間での離職を履歴書に残ってしまい、離職後、他社の求人・採用に応募した際に不利になります。
特に、若い方にとっては、一番成長の可能性が高い期間を無駄にしてしまうのは、あまりにも勿体ないことです。
エイワ縫製は短期間で戦力化できる仕組みを採用しているとはいえ、他の社員に分配できたはずの給与分配原資を、無駄に投資することは、避けるべきことと捉えています。
この短期的な離職を避けるために「求人応募者に現状を正しく伝えること」実施しています。
一般的に、短期的な離職の事例を見てみると「入社前に思い描いていた会社像と、実際の会社が違ったために、モチベーションが落ちて、最終的に離職する」という残念なケースが少なくありません。
これを避けるために、会社としての現在の課題も、採用面接の中で、求人応募者に伝えるようにしています。
例えば、縫製職人希望の中には、丸縫い縫製職人の希望者も多くいらっしゃいますが、エイワ縫製では丸縫い縫製職人を育てていないこともお伝えしています。
特に「嘘を付かれた」と思われないように気を付けています。
「会社は嘘を付くものだ」という認識になってしまうと、例えば業績説明の内容も、意図しない方向で捉えられてしまう可能性もあるからです。
なお「就活終われハラスメント(通称:オワハラ)」は一切実施していません。
理由は、入社後、何かしらの迷いが生じたときに「あの時は、自分で決めて入社したのではない。他社ももっと見たかった…。」という思いが生じ易く、結果的に定着率が下がるためです。
求人応募者自身が覚悟をもって、進路を決めることが重要だと認識しています。
このようなスタンスで、求人・採用を進めているため、求人応募者からはかなり珍しい求人・採用スタンスと捉えられるようです。
しかし「世界で活躍するエグゼクティブに、ふさわしい装いの提供」のために重要な「長期的に働いていただくこと」を実現するためには、この求人・採用スタイルを貫いた方が良いと判断しています。
採用基準
採用基準は「会社の課題解決を、会社と共に取り組んでいただける方か?」です。
これがあってこそ、ご自身の力を利益(=給与分配原資)の確保に繋げられます。
この採用基準は、エイワ縫製のみならず、どの会社でも同じだと認識しています。
他社の採用基準も表現は違ったとしても「会社の課題解決を、会社と共に取り組んでいただける方か?」を
指しているケースが殆どです。例えば、採用基準として「リーダーシップ」を挙げている会社も、実際には
「会社が望む方向にリーダーシップを発揮できる方」を指します。
決して「自分自身が望む方向にリーダーシップを発揮できる方」は求めていないはずです。
もし、そういった方が集まっても「船頭多くして船山に登る」という状況になってしまうからです。
「採用まで流れ」の中で「技術テスト」ではなく「技術確認」としているのは、 技術よりも
上記基準の方が大事だからです。
技術は入社後の習得が可能です。エイワ縫製は、そのような仕組みになっています。ですので、
技術確認だけで合否を決めるつもりはありません。
なお「会社の課題解決を、会社と共に取り組む」こと自体は、難しくはありません。学力・技術・資格・
リーダーシップ経験 etc…そういったモノも必要ありません。
必要なことは、「自分の考えを空け、相手の話に耳を傾けられるか?」です。まずは、そこから始まります。
そして、話を聞いた上で、ご自身が貢献できることが何かを探していただければと思います。
エイワ株式会社(エイワ縫製)
代表取締役 小林 英毅