オーダースーツ 銀座英國屋コラム結納返しの品物の選び方|ポイントは「事前の相談」

結納返しの品物の選び方|ポイントは「事前の相談」

メンズ無料オーダー体験(メンズオーダースーツの無料相談+フィッティング体験)のご案内

メンズ無料オーダー体験(メンズオーダースーツの無料相談+フィッティング体験)のご案内

「結納をするけれど、結納返し(ゆいのうがえし)は必要?」
「結納返しの品物(記念品)は、これで良いの?」
このようなお悩みを持つ方が増えていらっしゃるようです。

これは、当然の悩みだと思います。

新郎のご家族と良い関係を結ぶために「ご無礼がなく、安心できる結納返しを贈りたい」と思いながらも、ルールや、しきたりも多くあり、調べるほどに混乱してしまうかもしれません。

「喜んでもらいたい」「愛用してもらいたい」と想うからこそ、ますます迷うのではないでしょうか。

また、結婚式・新婚旅行・新生活の準備など支出の多い時期でもあるので、予算が高額(約10~75万円)になる結納返しを「この品物で良いか?」と入念に考えることと思います。

そこで今回の記事では、「結納返しの選び方」について解説いたします。
安心して結納に臨んでいただくための、お役に立てましたら幸いです。

【結論】結納返し選びのポイントは「事前の相談」

結納・結納返し

「結納返しの選び方」で大切なことは、事前にしっかりと相談をする事です。

結納は「両家のイベント」。地域・家庭・年代での感覚の差も大きいため、新郎新婦の考えだけで進めずに、両家の両親(場合によっては祖父母や親戚も)と、相談をしながら進めることがポイントとなります。

また、定番の結納返しやランキングも参考にしつつ「本当に新郎が使う物」を選ぶことで、後々も嬉しく思い出される「素敵な結納返しの記憶」となるので、新郎とも相談を重ねて、喜ばれ、愛用される逸品を選びましょう。

結納返しとは、結納に対するお返し

結納とは、「両家が結婚の約束を固める」婚約の儀式

結納・結納返しは、昔、新婦が新郎側の戸籍に入り、新郎の家族と同居するのが一般的だった時代からある「婚約」儀式です。

結納は、両家が結婚の約束を固める(=婚約)儀式であり、婚約のしるしとして、男性から女性へ金品を贈ることを意味していました。結納で女性側に渡される結納金は、新婦のご両親に対する、新婦の育成のお礼の意味があったとも言われています。そして、嫁ぐための準備金として用いられることもあったため「御帯料(おんおびりょう)」や「小袖料(こそでりょう)」といった表現が使われてもいました。

結納返しとは、「結納品一式と結納金」に対するお返し

一方で、結納返しは、その結納金(育成の礼金・嫁ぐ準備金)に対するお返しという意味で、「御袴料(おんはかまりょう)」としてお返ししていました。

現代では、家族との同居も殆ど無く、「嫁ぐ」という感覚も薄れているため、本来の意味とは異なりますが、「親や親戚に対して結婚の意思を知らせる」というイベントとして、結納・結納返しが行われています。
そして、「結納品一式と結納金」に対する感謝として、「結納返し」も行われています。

「婚約指輪のお返し」とは別物。

婚約指輪・結婚指輪
ダイヤモンドが入った結婚指輪

よく聞かれる質問に「結納返しは、婚約指輪のお返しですか?」というものがありますが、結納返しは、婚約指輪のお返しとは別のものです。

結納返しは御帯料(もしくは小袖料)へ「御袴料」としてお返しするものです。婚約指輪は婚約の記念品として贈られるものですから、女性からお返しするとしたら婚約記念品としてお品物を贈ることになります。

結納・結納返しの形式は時代とともに、少しずつ簡略化されています。結納金なしの結納や、婚約記念品の交換のみの結納というものも出てきているため、結納返しと婚約指輪のお返しが混同されるようになったのかもしれませんね。

また、関西では結納品一式の中に「結美和(ゆびわ)」として婚約指輪を含むことが一般的なので、これも混同される理由の一つかもしれません。

さて、結納返しをするかしないか、何を贈るか、などは地域の慣習が大きく影響します。お返しする金額も「結納金の半額」「1割程度」と違ってきますので、まずは地域の慣習を知るようにしましょう。

そして、ご両家でよく相談し、どのようなスタイルで進めるかを決めることが大切です。

ここからは、相談する際のポイントを7つにわけてご紹介します。

相談ポイント①相談先の範囲

結納は「両家のイベント」になるため、結納返しも新郎新婦だけの考えで進めず・・・

ご親族にしっかり相談しておくことが大切です。

相談する範囲も悩むものですが、まずはご両家の親御様によく相談しましょう。

そして、ご親族にしきたりや慣習を大切にする方がいらっしゃれば、その方の意見も聞き、納得いただく方がよいでしょう。

ごきょうだいが先に結婚している場合は、その時と同じようにしたいと考える方もいらっしゃいます。

ひとこと伝えておけば、お互いの意見を尊重しスムーズに進めやすくなるので、面倒がらずに相談しておくようにしましょう。

相談ポイント②結納返しをする・しない

まずは、結納返しをする・しないについて、相談が必要です。

結納返しをする・しないについて、先輩カップルの感想を聞いてみますと、以下のような理由が挙げられます。

結納返しをする理由

「結納返しをする慣習にならって」

地域による慣習の違いが大きい、結納・結納返し。金額によらず結納返しをするのが一般的というエリアなら、それに従うというのが一番多い理由です。

「結納はきちんとやってほしいという両親の意向を大切にしたいから」

結納返しをする慣習がある地域でも、最近では結納返しをしないことも増えています。しかし、慣習を大切にしたいという意向を親御様が持っていれば、尊重したほうがスムーズです。

「いただいた贈り物に対して、感謝の気持ちを伝えたいから」

結納は、女性を迎える男性側の誠意のあらわれとも言われます。結納への感謝の気持ちを伝えるために、結納返しをするという考え方もあります。

結納返しをしない理由

「結納返しをする慣習がないから」

結納返しをしない理由で最も多いのも、地域の慣習に従ってというもの。結納返しなしの地域では、男性側もないものと考えているため、特に問題になりません。

「結納金を結婚式や新生活の費用など、ふたりのために使うから」

もともとは女性側が嫁ぐにあたり必要な準備をする費用として使われてきた結納金ですが、最近では、結婚式や新生活の費用をふたりの貯金からまかなうことも増えてきました。ふたりのために使うのだから、お返しは必要ないという考え方です。

「女性側に負担をかけないため」

結納金の金額は、大きなもの。そのため、女性側の家に負担をかけたくない、結納の時の食事代などは女性が持つなどの理由で、結納返しをしない場合もあります。

お返しをしない場合の対応

結納返しをしない場合、そのままお返しなしで済ますこともありますが、お返しがないのだからと別の対応をすることもあります。

その一つが、初めから結納返し分の金額を差し引いた金額を「結納金」として用意する方法です。結納返しをしない代わりに、結納金もそれに見合った金額にしましょうということですね。

略式のひとつの流れですが、ご両家が納得されていれば問題ない方法です。

相談ポイント③結納返しのタイミング

もともと結納返しは、結納の後、日を変えて行うものでしたが、現在は同じ日に結納と結納返しを行う「同時交換」が一般的となっています。

どのタイミングで結納返しをするのかも、相談しておきましょう。

正式結納は、結納の日とは、別日に開催

正式結納では、結納と結納返しは別の日に行います。

男性側が女性の家に伺って結納を贈り、女性は確かにお受けした証として「受書」を渡します。そして、日を改めて、女性側が男性の家に伺って結納返しを贈るという流れで進めます。

略式結納は、結納と結納返しを同日に開催

男女ともに仕事をしていて、実家の両親もそれぞれ遠方など別々の日に集まるのが難しい現代では、同じ日に同じ場所で結納と結納返しを行うのが一般的で、ほとんどの方がこのスタイルを選ばれます。

同じ日に結納返しも行うため、男性側の結納金の金額や結納飾りの品目をあらかじめ知っておく必要があり、事前に両者でよく相談しておくことも大切です。

相談ポイント④結納返しの形式

結納・結納返し

結納・結納返しの形式には、大きく分けて「関東式」と「関西式」の2つの形式があります。形式によって、結納飾りの品目やデザイン、結納返しの金額まで違ってきます。

さらに、最近では「略式結納」と言って、地域による違いがない、より簡略なスタイルも選ばれることが増えました。

まずは、地域の慣習を知り、どの形式で進めるのか相談しましょう。

関東式

関東式では、男性と女性の家は対等の関係という考え方に基づき、お互いに結納を贈り合うのが一般的で、結納も取り交わすと表現します。

結納返しの金額は「半返し」と言われ、結納金の半額をお返しするのが慣習です。

結納返しのお品物は、男性側と同じ数に合わせますが9品が最も多く、7品、5品と簡略化することもあります。

9品の品目は次の通り。

・目録(もくろく):お品物の内容を記したもの

・御袴料(おんはかまりょう):結納返しのお金もしくは記念の品物

・家内喜多留(やなぎだる):酒肴料として男性側と同額か、半額程度

・熨斗(のし):干しあわびをのした縁起物

・末広(すえひろ):白い扇子を一対にした縁起物

・友白髪(ともしらが):白い麻布を白髪に見立てた縁起物。

・寿留女(するめ):味のある夫婦となるように願う縁起物

・子生婦(こんぶ):子宝に恵まれることを願う縁起物

・勝男武士(かつおぶし):武運長久を祈る縁起物

関東式の場合は、目録も品数に数えます。お金としては御袴料と家内喜多留を包み、あとはそれぞれ意味を持った縁起物となります。

縁起物は、白と緑(もしくは紅白)の和紙で包まれ華やかな水引飾りが付くのが一般的。関西式に比べ、コンパクトで平面的なのも特徴です。最近は男性に差し上げるものなので、白と緑の結納返しが多いですが、関東では昔から結納も結納返しも同じ紅白を使っていたとされています。お相手の住む地域によっては疑問に思われないよう、相談しておく方がよいでしょう。

関西式

関西式では、男性の家が女性より上であり、お嫁にもらうという考え方が基本にあり、結納を納めると言います。結納返しは「しない」か、贈られた結納に対し「控えめなものをお返しする」のが一般的です。

結納返しの金額は、結納金の1割程度が慣習となっています。

品数としては、男性より少ない5品を選ぶ場合が多いです。

5品の品目は次の通り。

・御袴料(おんはかまりょう):結納返しのお金もしくは品物

・多留(たる):御酒料として1〜3万円程度

・勝男(かつお):御肴料として1〜3万円程度

・熨斗(のし):干したあわびをのした縁起物

・寿栄廣(すえひろ):白い扇子を一対にした縁起物

これに、品物を記載した目録を用意します。酒肴料は男性側からいただいた同額程度が目安です。また、酒肴料は、結納式のあとの会食の費用とは別に用意するものです。

関西式の場合も、白と緑の和紙で包まれ華やかな水引飾りがつきますが、関東式に比べて立体的で大きめなのが特徴です。

略式とは?

「略式結納」とは、関東式や関西式のような華やかな縁起物の飾りを省略した形式のことで、地域による違いがありません。

結納・結納返しともに、結納金(結納返しのお金)、熨斗、末広の3品のセットを基本としますが、さらに簡略化することもあり、次のようなパターンがあります。

・お飾りなしの略式3品を同時交換する

略式結納の一番基本の形式がこちらです。縁起物の「お飾りなし」とするスタイルで、御袴料、熨斗、末広の3品をセットにした略式結納返しのセットを用意します。大変コンパクトなので、結納飾りを置く場所がない、結納後に取り扱いに困るなどの理由で選ばれる方が多いようです。これに目録を添えて、贈ります。

・御袴料のみを贈る

最も簡略化された形式で、目録なしで結納金と結納返しのお金のみをやり取りします。ここまで簡略化した結納で結納返しを行うケースは少ないかと思いますが、けじめとして形だけでも慣習にならった儀式をしたいという場合に選ばれます。

・結納金なしで婚約記念品のみを交換する

結納金なしで、記念品のみを交換するスタイルです。男性から女性へ婚約指輪を、女性から男性へスーツや腕時計などの記念品を用意します。結納というより顔合わせに近いスタイルですが、両家が婚約を確認し、お祝いする記念になりますね。

略式結納の場合、どこまで簡略化するかは男性側と揃えましょう。男性側が縁起物や目録を用意されているのに、女性側はなしとならないよう、よく相談することが大切です。

相談ポイント⑤結納金に対する金額の目安

結納返しで最も悩むポイントが、金額の目安かと思います。
これは地域・家庭・年代の感覚差が大きいため、必ず相談しておきたいポイントです。

参考:一般的には、関東では「半返し」、関西では「1割 or なし」

結納返しの金額は、先ほどお伝えした通り、「関西式」「関東式」の考え方が目安となります。

関東式の場合は、結納返しは「半返し」との考え方に基づき、結納金の半額が目安です。100万円の結納金なら、50万円の結納返しを用意することになります。

関西式では、男性から贈られた結納より、女性は控えめものをお返しするというスタイルが一般的なので、結納返しの金額は、1割程度が目安です。100万円の結納金をいただいたら、10万円をお返しすることになりますね。

また、関西式の場合、結納返しなしという地域もあります。

・倍返しの地域も

関西の一部では、結納返しは倍返しというケースも耳にしたことがあります。

これは、結納返しに「持参金」の意味合いがあったことが理由のようです。お嫁に行く女性が自分の身の回りのものに使うお金を、結納返しとして男性側に預ける形で持たせ、結婚してからも困らないようにするという考え方があるようです。

また、結納返しに多くのお金を用意できるほど格式の高い家であることを示すためでもあったという説もあります。

しかし、働く女性も増えた現代では、女性側に負担の大きい「倍返し」の慣習に従う方は少なくなっているようです。

一般論だけでは片付けられないのが悩ましいところですが、だからこそ、ご両家での相談が大切です。

結納をしきたりどおりにしたいという考え方がいらっしゃれば、まずそれを尊重し、片方の家に大きな負担がかからないような、合理的な着地点を見つけるようにしましょう。

メンズ無料オーダー体験(メンズオーダースーツの無料相談+フィッティング体験)のご案内

メンズ無料オーダー体験(メンズオーダースーツの無料相談+フィッティング体験)のご案内

相談ポイント⑥結納返しの品物(記念品)は、「本当に新郎が使う品物」

結納・結納返し

結納返しの御袴料として、お金ではなく品物を贈ることもできます。その場合、悩むのが「何を贈るか」ですよね。

「贈り物」という意味では定番・ランキングを参考にしたくなると思いますが、やはり「本当に新郎が使う品物」を選ばれるのが良いと思います。
結納金の金額はおおよそ100-150万円と言われており、その半返しで50~75万、1割返しで10~15万円。今までの贈り物の中でも、高額な品物になるのではないでしょうか?
そういった意味でも、相談した上で、「本当に新郎が使う品物」を選ぶのがおすすめです。

参考:結納返しの品物ランキング1位時計、2位スーツ・礼服、3位PC・一眼レフカメラ

結婚スタイルマガジン「結納返しの品物、オススメは?」によれば、結納返しの品物(記念品)ランキングは、以下の通りでした。

1位 時計
2位 スーツ・礼服
3位 PC・一眼レフカメラ
4位 バッグ・靴・スーツ小物(ネクタイピン・カフス)
5位 新生活に必要なもの

とはいえ、やはり「本当に新郎が使う品物」を選ぶのがオススメです。

時計については、ビジネスシーンでも時間確認をスマートフォンで代用するのも、問題の無い場面も増えています。

スーツについても「普段はスーツを着ない」という方も、増えています。
銀座英國屋に、結納返しをお選びにいらした方々からも「普段はスーツを着ないけど、勝負服は必要だから、銀座英國屋に来ました。」というお話も、よく伺います。

参考:【結論】オーダースーツ専門店 の選び方|カギは「着る目的の明確化」&「無料相談」

こういった状況からも、ランキングに頼り切らず、ご相談されるのがおすすめです。

銀座英國屋での結納返しのパターン

結納・結納返し・オーダースーツ・フルオーダースーツ

結納返しで「オーダースーツ」を贈られる際には、「出来上がった物」のご購入ではなく、「ご注文から仕立て上がるまでに時間がかかる」点に注意が必要です。

そこで、銀座英國屋のオーダースーツ(税込209,000円~)を結納返しでお贈りする際のパターンをご紹介します。
なお、どのパターンにせよ、無料オーダー体験(無料相談+フィッティング体験)をご利用いただき、先に雰囲気や仕立ての流れご確認いただくのがおすすめです。

参考:無料オーダー体験のご案内

パターン1:銀座英國屋ギフトを発行し、結納返しの日にお渡しする。

銀座英國屋ギフトをお贈りし、結納返しの日の後に、オーダースーツのお仕立てにご来店いただきます。

パターン2:結納返しの日に、事前に仕立てたオーダースーツをお披露目する。

結納返しの日に、両家にオーダースーツをお披露目します。オーダースーツの標準納期は約1.5か月ですが、受注状況によっては、それ以上になってしまうこともあります。余裕を持ってご相談いただくことをおススメします。
なお、仕立てたオーダースーツをお召しになって結納返しの日に参加される場合には、「品物」を用意せず「目録」に記すだけで良いのですが、もし、形式上、「御袴料の熨斗付き箱」が必要でしたら、中身は無く空箱にはなりますが、「御袴料の熨斗付き箱」をお渡しすることも可能です。

パターン3:事前にオーダースーツの注文をし、熨斗付き箱だけお渡しする。

日数の都合で「結納の日」には間に合わないけれど、「銀座英國屋のオーダースーツで臨みたい大事な場」があり、結納の前には仕立てを始めておきたい場合。

このような時には、事前にオーダースーツをご注文いただき「御袴料の熨斗付き箱(中身は空)」をお渡しする対応も可能です。

相談ポイント⑦結納返しの会場

さて、贈る金額や内容が決まったら、どこで結納返しを行うのかも相談していきましょう。

正式結納は、仲人を立てて両家で別日開催

正式結納では、結納は女性側の自宅で、結納返しは男性側の自宅で行っていました。

しかし、同時交換が一般的となった現代では、結納と結納返しは同じ日に同じ場所で行われます。

会場としては、「女性側の家」「料亭・レストラン」「ホテル」のどれかを選ばれることが多いです。

それぞれの会場について、特徴をお伝えしていきますね。

略式結納①女性側の家

女性側の自宅で結納を行い、そのまま結納返しを行います。

結納品は床の間のある和室で飾りますが、和室がない場合は、飾り台を用意して洋室で行っても問題ありません。飾るスペースや座布団の準備は、女性側で行います。また、結納式のあとの会食も女性側が用意します。

しかし、そのようなスペースがない、会食の準備が負担になるなどの理由で、自宅を選ぶ方は少なくなってきつつあります。

結納式のみを女性の自宅で行い、会食は近くの料亭やホテルへ移動して行うパターンもあります。

略式結納②料亭・レストラン

料亭やレストランの個室を予約し、結納式と会食を同じ場所で行います。

和風庭園を眺めるお部屋や、景色の良い個室などを選ぶと、自然と会話も弾みやすく、女性側の準備の負担も少ないことが、選ばれる理由です。

また、会場スタッフも結納や結納返しの準備、進め方に慣れているため、何かと相談しやすいのもメリットです。

料亭やレストランを女性の自宅の代わりに見立てるため、会食にかかる費用は女性側が負担するのが一般的です。

略式結納③ホテル

ホテルの個室でも、結納を行うことができます。

便利の良い場所にあることが多いので、遠方から集まる場合や、公共機関を使う方が選びやすい会場です。

結納について詳しいスタッフもおり、相談しやすいのが魅力。結納飾りの手配や、結納の進行をサポートする体制も整っています。

また、レンタル衣装店や美容室などを備えた大型ホテルなら、女性の振袖の着付けやヘアセットも同じ場所でお願いできるので、移動の負担が少なくなります。

【注意】結納・結納返しの実績の多い会場か、確認する。

結納・結納返しは、地域・時代・家庭の感覚の差が大きく、実績の多い会場でなければ、相談どころか、対応が難しいイベントです。そして、新郎新婦だけのイベントではなく、「両家」としての大切なイベントになるため、やはり結納・結納返しの実績の多い会場を選ばれることを、おすすめします。

一つの結納・結納返しの会場の定番として、日本のホテル御三家の一つ「オークラ東京」の結納プランでは、どのような対応をいただけるか、後述いたします。

結納返しの品物(記念品)の熨斗・水引について

ここまでご紹介してきた結納返しの形式は、御袴料をお金でお渡しする方法が中心でしたので、お品物でご用意される場合についてもお伝えしていきますね。

どのようにお品物を用意するか、また表書きの方法、熨斗や水引ついてもご紹介します。

お品物と目録を用意する場合

御袴料としてお品物を贈る場合、熨斗、末広をつけて3品とし、目録も用意するのが基本の形式です。5品にする場合は、するめ、こんぶを追加する方法もあります

このような場合は、結納返しをお品物で行う場合の結納返しセットを購入すると便利です。お品物は箱に入れて包装し、熨斗をかけます。熨斗には「御袴料」と書き、水引をかけます。

熨斗には名前は入れないのが正式です。結納ではやり取りする相手が決まっていますので、名前がないとどなたからいただいたものかわからない、ということはないからです。ただ、名前を書くのは間違いではないので、書きたい場合は書き入れてもかまいません。

お品物が時計やカフスなど小さなものなら、お品物を飾る台がついたセットを使い、その場でお披露目することもできます。

目録には、御袴料として「背広 壱着」など品物の内容を記し、熨斗、末広の縁起物も記載します。結納返しの儀式では、お品物は飾ったまま目録をお渡しします。

お品物のみの場合

結納金のみ、記念品のみなど簡略化した結納返しで、目録もつけないのでしたら、結納返しのセットを購入せず、お品物のみをお渡しすることになります。

その場合は、お品物を購入したお店で包装してもらい、熨斗と水引をかけて表書きを頼みましょう。熨斗には「御袴料」と書きます。もし袴料として贈るのではなく記念品として贈る、お金の代わりとしたくない場合などは「寿」と書くと良いでしょう。

結納返しの熨斗の水引は金銀の結びきり

水引は、金銀の結び切りを選びます。金額に応じて、鶴を模した水引やあわじ結びをアレンジした豪華な水引になることもあります。

大きなもの・当日に着用するものは、目録に記す

お品物が大きい、当日着用するものなどでその場で飾ったり披露したりするのが難しい場合は、目録を用意しましょう。

結納返しで現金を包む場合の熨斗・水引について

結納返しでお金を包む場合は、購入した結納返しのセットに合わせて表書きをします。表書きは、ご自身で書くのではなく、結納セットを購入したお店で書いてもらう「筆耕サービス」を利用される方がほとんどです。

金額は縁起の良い数字に切り上げる

結納返しに限らず、ご婚礼に関わる数字は縁起の良いものを選ぶのが良いとされます。結納返しの金額は、10万円、50万円など10の位が奇数にようにし、20万円、40万円など割り切れる数字は避けましょう。

包む現金は、新札を用意する

現金は、新札を用意するのがマナーです。銀行で手続きをして、準備しておきましょう。

中包みの書き方

お金は、結納返しのセットについている金封(のし袋)に入れます。

この金封は二重になっており、中の袋にお金を入れます。中包みには、「御袴料 伍拾萬圓也」「家内喜多留 参萬圓也」のように、旧字体の漢字で品目と金額を書きます。品目は、目録の名称と揃えます。

金封の、中包みの入れ方

1:中袋の表面に、旧字体(訂正ができない字)で金額を書きます。具体的には、1壱、3参、5伍、7漆、8捌、9玖、10拾、100佰、万萬、を使います。例えば、50万円であれば、伍拾萬円です。
2:中袋を開き、真ん中に、お札の人物の顔が上にくる向きで、お金を入れます。
3:中袋を折り目でたたみ、裏にきた角を糊付けして封をします。
4:封をした部分には「寿」or「封」と書きます。
5:外袋から水引をいったん引き抜き、外袋の中に中袋を入れます。この時、(お札の表(金額が書かれている面)とご祝儀袋の表を合わせる)
6:引き抜いた外袋を戻し、水引を整える

表書きの書き方

中包みを上包みに戻し、表書きを書きます。表書きには、「御袴料」「家内喜多留」などと書き、名前は入れないのが正式です。結納の場合はやり取りするお相手が決まっていて、名前を書いていないと誰からいただいたかわからないということはないからです。

ただ、名前も書いておきたいという場合は間違いではありませんので、書いてもかまいません。その場合は、女性側の姓を包みの下の方に書きます。

最後に元通り水引をかけます。

結納・結納返し会場の定番:オークラ東京The Okura Tokyoの結納プラン

結納・結納返し

日本のホテル御三家の一つであり、海外VIPをお迎えする迎賓館としても名高い「オークラ東京」の日本料理「山里」は、結納・結納返し会場の定番であり、結納プラン(税込20万円~)も充実しています。

「結納・結納返しの実績の多い会場」は、どのような対応をしていただけるかのご参考として、ご紹介いたします。

結納・結納返しのエキスパート

コロナ前の実績になりますが、毎年、年間70件の結納・結納返しを実施。多種多様な結納・結納返しに対するご要望・ご期待にも、応えてこられました。
正式結納は両家の家であり、略式結納ではありますが、その中でも、格式高い結納・結納返しを実現できます。

結納プランのご相談時に、「結納のしおり」がプレゼントされますが、その中に「結納品の種類」「目録書の書き方」「家族書のご記入について」「料理のお品書き(例)」もあり、事前に悩まれそうなポイントも、丁寧に解説されています。
こういった点も、結納・結納返しの実績の多い会場ならではのサービスです。

「オークラ東京」に対する良いイメージは、親世代には特に強く「私もオークラで結納しました」といったお声もよく伺います。

オークラ東京の結納数の99%は、日本料理「山里」で実施

結納・結納返し

オークラ東京で実施される結納・結納返しの99%は、日本料理「山里(やまざと)」が選ばれてきました。このため、一つ一つの料理についても「お祝い」が盛り込まれ、煮物一つにしても、鶴・亀の飾り切りが添えてあるなど、目にも美しく、縁起の良い内容でご対応いただけます。

結納式が整い、会食が始まる際にはホテルからのプレゼントのシャンパンで乾杯していただき、お食事が開始いたします。

結納プランをご利用のお客様にはおめでたい食材の定番として知られる「鯛(小鯛)」をお1人様に1尾ご準備するようにしております。

当日の式進行も経験豊かなスタッフがお手伝い

「結納のしおり」の中に、「ご結納の進行(一例)」として、進行表がプレゼントされますが、それだけで対応するのは難しいもの。当日の式進行も、両家のご意向に合わせた形で、オークラ東京のスタッフにお手伝いいただけます。

例えば、乾杯のご発声やお支払いなどの当日の進行は事前にご両家とお打ち合わせをいたします。

当日も、新郎家・新婦家の来館時間を異なる時間に設定し、担当スタッフと結納式の進め方をご説明いたします。

親御様とご本人様だけでなく3世代でご結納にご参加いただいたこともございます。

有名写真スポットで、素敵な記念写真も!

両家のお顔合わせともなりえる、大切なイベント。せっかくであれば、素敵な記念写真も撮影しておきたいものです。オークラ東京には、写真スポットで有名な正面玄関・階段・ロビーなどもあり、プロカメラマンによる写真撮影もできます(オプション)。

詳細は、オークラ東京の公式サイトをご覧ください

ご参考:オークラ東京のお顔合わせ・結納プラン

さいごに

いかがでしたでしょうか?

結納返しのご相談を通して、両家の関係を更に良好にしつつ、新郎様の知らない一面・素敵な一面が、垣間見えるようになりましたら幸いです。

メンズ無料オーダー体験(メンズオーダースーツの無料相談+フィッティング体験)のご案内

メンズ無料オーダー体験(メンズオーダースーツの無料相談+フィッティング体験)のご案内

監修者

オーダースーツ銀座英國屋 代表取締役社長 小林英毅

小林英毅(銀座英國屋 代表取締役社長)

1981年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。 オーダースーツ銀座英國屋の3代目社長。 青山学院大学ファッションビジネス戦略論・一橋大学MBA・明治大学MBA・ネクストプレナー大学にてゲスト講師。 銀座英國屋は、創業80年。東京銀座・東京赤坂・オークラ東京・大坂梅田・大阪あべのハルカス・名古屋・京都・奈良に店舗展開。

ビジネスウェアを選ぶ際の「どなたから、信頼を得たいか?」という視点を軸に、オーダースーツについて、お役に立つ情報をお届けいたします。

社長挨拶はコチラ

オーダースーツ銀座英國屋(東京銀座・東京赤坂・大阪梅田・大阪阿倍野・名古屋・京都・奈良)|トップへ戻る

最近の投稿

カテゴリー